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日野まき Maki Hino
★パラボリカ・ビスでは、日野まきさんの作品を販売しております。
お求めは、会場またはOnlineShopまで。
■游読夜会乱歩を読む
ホスト・赤羽卓美 立ち会い・今野裕一 美術・日野まき
輪読する乱歩のテキストに合わせて作られた日野まきの人形を前に輪読する悦楽。
朗読者がたどる道と、人形作家がなぞる道と、読者の読む道はそれぞれに異なり乱歩を発見する。
(今野裕一)
テキスト:江戸川乱歩「押絵と旅する男」「人でなしの恋」「レンズ嗜好性」
■游読夜会 /ホスト・赤羽卓美/立ち会い・今野裕一/美術・日野まき
4/7[木]20:00 ~
料金:2000円(ワンドリンク付)
→終了いたしました。
会場:綜合藝術茶房 喫茶茶会記
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
tel:03-3351-7904(15:00~23:00)
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★茶会記では一週間、日野まきの作品「乱歩頌」の展示を行います。
■日野まき 作品展示 4/1[金]~ 4/7[木]→終了いたしました。
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日野 まき Maki Hino
長野県に生まれる。
1993年よりエコール・ド・シモンにて人形制作を開始。
1997年よりピグマリオン人形教室にて吉田良氏に学ぶ。
現在は貝殻を使った人形や、アクリル画を使用したpaper dollを制作。
立体でも平面でも人の形にこだわった作品を制作していきたい。
日野まき HP kitchen
http://makihino.org
update2015/10/02
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紅日毬子 朗読劇/再演・砂男と少女自動人形について
終了いたしました。
皆さまのご来場、誠にありがとうございました。
2016年3月20日[日]
昼の部:open 15:00/start 15:30
夜の部:open 18:30/start 19:00
出演:紅日毬子
料金:前売2000円/当日2500円
■会場 parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180map
[同時期開催]
・中川多理/物語の中の少女「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」
2016年2月20日[土]~3月28日[月]
・eclectic 平安工房+夜想 人形展
2016年3月4日[金]~28日[月]
・「こわかわ少女隊」
2016年3月5日[土] 〜28日[月]
・妖 原画展「CHROME」
2016年3月18日(金)〜4月11日(月)
update2015/10/02
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駕籠真太郎「特殊似顔絵」in パラボリカ・ビス/ ライブ中継!】
似顔絵イベントをライブ中継!
▶︎次回は1月31日[日]12:00~17:00開催!
応募者多数につき申込は締め切りましたが、似顔絵を描いている様子をyoutubeでライブ中継します。
【ココからどうぞ!】→https://www.youtube.com/user/GalleriaYaso/live
■駕籠真太郎「奇想大全」
2016年1月15日[金]〜2月15日[月]
パラボリカ・ビス
東京都台東区柳橋2-18-11 map
03-5835-1180
月~金| 13:00~20:00 土日祝| 12:00~19:00
入場料| 500円(開催中の展覧会共通)
駕籠真太郎がこれまでに描いた特殊似顔絵プリント700枚
以上展示中!
■同時期開催
[展覧会]
・駕籠真太郎/「奇想大全」 2016年1月15日[金]~2月15日[月]
・「聖玻璃の天蓋」展 2016年1月15日[金]~1月31日[日]
[イベント]最新情報:http://www.yaso-peyotl.com
update2015/10/02
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12月ビスうさ通信
うさぎとアリス
ちょっと漠然とそんなことが浮かんできた。
うさぎもアリスも誰にも、好かれる存在なので、深くは入らない……そんな風に付きあってきた。
でも今、身の回りに、自然とうさぎとアリスが寄ってきている。
うさぎの穴に墜ちなさい、そんな時なのかなと思う。いやそういう時なのだ。
(今野裕一)
今月はえりり(E)さんのビスうさ「ウェネト」さまのお話をしようと思います。
ウェネトさまは、古代エジプトのウサギ女神の化身のビスうさです。
いつもえりりさんと一緒に色んな展示をみたり、スイーツを食べたりします。
多彩なウェネトさまは、度々ブログをアップしています。
http://blog.goo.ne.jp/unut
ブログには、いつも上機嫌なウェネトさまのお姿で溢れています。特にスイーツとの写真に写っている
ウェネトさまはとても嬉しそう!
ウェネトさまの真っ白なほっぺには、きっと白い生クリームがタップリつまっているに違いありません。
ビスうさがオーナー様と共に笑い、皆さんの生活を潤す時、ビスうさの本当の存在価値が満たされているのだと
私(作者)は考えています。
えりりさんとウェネトさまの楽しい道中、皆さんもブログでチェックしてみて下さいね。
今月は2か月分のお話をしますね。
次のお話は「私の作る人形の話」をしたいと思います。
ビスうさは、頭、肩、両手、両足を、ビスクという陶器で作られています。
ボディ部分には布が使われています。この様なボディをクロスボディと呼びます。
それに対して私は球体関節人形というものも作っています。球体関節人形は関節部分を球に
置き換えて、全身が動く仕組みになっている人形です。
皆様にはビスうさと比べると、造形がリアルで大きく、ビスうさとは全く違う人形に見えるでしょう。
私の場合ですが、球体関節人形は、人間を見たままの形に近く作っています。
ビスうさは人間を形から見るのではなく、そのイメージを自分の中で再構築したものを作っています。
私にとっては両方とも、作る考え方が違うだけです。
ビスうさと球体関節人形は、両方とも私の中で同じステージの上にいるのです。
皆様から見ると、不思議な事かもしれませんね。
次月は「お人形で非現実を演出しよう」というお話をしたいと思います。
お楽しみに!
(神宮字光)
★ビスうさ缶バッヂを店頭とOnlineShopにて販売中です!
OnlineShopでのお求めはこちらから>>
缶バッヂの柄は、2016年7月まで月ごとに代わります。
サイズ:約 直径76mm
開催中展覧会
中川多理/人形展「少年倶楽部 ~午后の放課後~」 2015年12月4日[金]~2016年1月11日[月](12/29~1/3は休館)
保坂和志+小沢さかえ「チャーちゃん」原画展 2015年12月4日[金]~28日[月]
KYOTARO展「きのこの国のアリス」 2015年12月11日[金]~2016年1月11日[月](12/29〜1/3は休館)
たんきゅんデモクラシー『あどれっせんすドレス伝』CD発売記念展覧会 "TQDC in WonderLand" 2015年12月11日[金]〜28日[月]
update2015/10/02
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Little Creatures展「ミニチュア宇宙の森で…。」
2015年11月1日[日]~24日[火]
★作品紹介(一部)
ご質問、ご希望等がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL:03-5835-1180
メールでのお問合せはこちら≫
谷川里砂
★OnlineShopでもご購入頂けます。
「黒ネコ」のお求めはこちらから>>
「ラベンダーネコ」
左:「黒ネコ」/右:「ラベンダーネコ」
メリメロシュエット
左:「ちいさな足音Ⅰ(キツネ)」/中:「ちいさな足音Ⅲ(ウサギ)」/左:「ちいさな足音II(ネズミ)」
メリメロシュエットさんの作品には巾着袋が付きます!
中澤忠幸(CLICKCRACK)
「ちょうだいウサギ グレー/ベージュ/パンダ目」
杉 興安(GACHA-GACHA)
「anima」
スサイタカコ
「モリノカサブタ」
ちいさな指人形。エピソードが書かれたちいさなBook付き。
Little Creatures展「ミニチュア宇宙の森で…。」
■2015年11月1日[日]~24日[火] オープニングパーティ 11月1日[日]19:00〜
■月〜金/13:00〜20:00 土日祝/12:00〜19:00
■入場料:500円(開催中の展覧会共通)
■会場:parabolica-bis [パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11
■http://www.yaso- peyotl.com
■TEL:03-5835-1180
■アクセス:
「浅草橋」駅JR東口・徒歩6分/都営浅草線A6出口・徒歩4分
駅から:江戸通りを浅草方面に進み境耘閣の角を右折。2本目の道を左、1本目の道を右に入る。
map
■Artist
杉 興安(GACHA-GACHA)
谷川里砂(ninaworks)
中澤忠幸(CLICKCRACK)
メリメロシュエット
スサイタカコ
[販売方法について]
作品の販売は、初日から先着順にて販売いたします。
※状況に応じ、整理券を抽選で発行いたします。
※開場時間前にギャラリー前にお並びにならないようお願い申し上げます。
お問い合わせ(パラボリカ・ビス):03-5835-1180
[同時期開催]
「月に憂える/ミニチュアリズムの森に」2015年11月1日[日]~24日[火]
人形展「Eden」2015年11月4日[水]~30日[火]
hippie coco/妖精会議2015年11月7日[土]~24日[火]
藤本由紀夫展「処刑機械そして独楽」2015年11月15日[日]~12月7日[月]
[イベント]
*最新情報:http://www.yaso-peyotl.com
update2015/10/02
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トーク/藤本由紀夫×今野裕一
終了いたしました。
皆さまのご来場、誠にありがとうございました。
★夜想カフカ・プロジェクト 藤本由紀夫展「処刑機械そして独楽」のスペシャルイベントです。
2015年11月22日[日] 19:00〜 *トーク中、パフォーマンスを行います。
それぞれのよみ方が深く面白い。
よみ方が、新たなよみ方と創造を生み出す。
「カフカのよみ方」を編集して、そしてカフカをテーマに展示やパフォーマンスを企画し続けて思ったことだ。多和田葉子さんが雑誌すばるで「変身」を新訳して、それが、ポケットマスターピースシリーズのカフカに収録されている。カフカの新訳アンソロジーだ。
多和田さんの解説で、まず取り上げられているのが「こま」だった。回転するものを動きをとめずに「つかむ」にはどうすればよいのか。そう書かれている。
ビスの藤本由紀夫展「処刑機械そして独楽」は、カフカ二題の展示、まさに回転をとめずに独楽をつかんでいる作品だ。
カフカの作品は常にいろいろな読み方ができるが、複数の解釈がお盆に載せられて「どうぞお好きなものを食べてください」と読者に差し出されるわけではない。熟読していると、奥から線が何本も浮かび上がってきて一つの像を結ぶのだ。(多和田葉子)
作家たちの熟読は興味深い。まさに意外なところから線を浮かび上がらせて、鮮やかに見せてくれる。
藤本由紀夫が、カフカをテーマにした作品について語る。そしてパフォーマンスを行なう。
(今野裕一)
■2015年11月22日[日] 19:00〜 *トーク中、パフォーマンスを行います。
■料金:前売1500円/当日2000円
■ご予約・お問い合わせ▶︎[パラボリカ・ビス]03-5835-1180/OnlineShopにて
■会場:parabolica-bis [パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 map
■http://www.yaso- peyotl.com
■TEL:03-5835-1180
■アクセス:
「浅草橋」駅JR東口・徒歩6分/都営浅草線A6出口・徒歩4分
駅から:江戸通りを浅草方面に進み境耘閣の角を右折。2本目の道を左、1本目の道を右に入る。
藤本由紀夫/Yukio Fujimoto
1950年名古屋生まれ。大阪芸術大学音楽学科卒。
音と形で表現した作品を発表、その作品を使ったパフォーマンスを行うなど、
空間を利用した独自のテクノロジーアートの世界を展開している。
夜想カフカ・プロジェクト 藤本由紀夫展「処刑機械そして独楽」
2015年11月15日[日]~12月7日[月]
update2015/10/02
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コイケジュンコ Junko Koike
コイケジュンコは褒めにくい。
紙でドレスを作る。それだけで、おお、凄いということになって感心される。
いやいやそれだけじゃなくてさ、例えば、別冊マーガレットを一冊丸ごと使って、ワンピースも残さないんだ。
へー、凄いね。
余りに感心することが多い。
いやいやまだまだ、その別冊マーガレットの全体印象、細部の印象、それを台詞として抜いて、それが見える位置に出して来る。
え、凄いね。
そういうこと、紙の凄いの果てに、コンセプトとセンスが絡まっている。それがコイケジュンコの仕事だ。
「となりのカフカくん」も、カフカの言葉をとって、そのイメージでカフカくんを作る。身体には、その言葉の周辺の文章が詰まっている。言葉の内蔵。カフカの言葉の内蔵。カフカくんの中には言葉がある。
(今野裕一)
コイケジュンコ作品
★カフカ・カフェ[第3期]にて展示・販売しております。
いろいろな紙の破片が集合してできた、縫いぐるみならぬ「紙ぐるみ」・カフカ人形。
小説家フランツ・カフカの日記や手紙の断片が言霊となった人形。
カフカの小説は難しいと思われがちである。
しかし、小説の外で語る彼自身の言葉を覗きみるとまた違う側面が見えてくる。
生身のカフカはとにかく嘆く。自分の本体に、感情に、自分を取り巻く全てに。
その嘆きは疾走し、アグレッシブに負の世界へと向かう。
嘆きは負の世界を通り越し、狂おしいほどの「生」になる。
負の感情とは誰しも少なからず持っているものである。
私たちは時にカフカの言葉に同調する。そしていつの間にか置いて行かれる。
カフカと私たちの距離感は、そう、席替えでたまたま隣になったクラスメイトのようなものかもしれない。
感情の複雑な起伏のようにいびつに重なり合った紙の集合体できたカフカ人形の中には、カフカ小説の断片のそのまた欠片が詰まっている。
完成しないパズルは掴めそうで掴めないカフカ自身そのもののようでもある。
『となりのカフカくん「いきることができない」。』
by コイケジュンコ
本作品「いきることができない」。は、カフカが日記に綴った文章から抜粋している。
「ぼくは彼女なしで生きることはできない。……しかしぼくは…… 彼女とともに生きることもできないだろう。」
この矛盾。
寂しくても、満たされても、虚しい。
相手ではなく空を見、捉える対象のない瞳は焦点が合っていないのであった。
内臓となっている小説の断片は、時としてカフカの言葉とリンクする。
お尻から出た言葉は「髪が白くなったころに不採用と知る。」
まるで結婚してもらえなかったカフカ長年の恋人の行く末のようである。
「よわみしかもっていない」。/¥20,000
『となりのカフカくん「よわみしかもっていない」。』
by コイケジュンコ
本作品「よわみしかもっていない」。は、カフカがノートに綴った文章から抜粋している。
「ぼくは人生に必要な能力を、なにひとつ備えておらず、ただ人間的な弱みしか持っていない。」
重く感情が落ちているというより、身を任せている感じ。
微風にも流され、瞳だって流れていて、支える骨まで柔らかく。
そんな漂いカフカくん。
作品「いきることができない」。と「よわみしかもっていない」。をOnlineShopにて販売中です!
★お引き渡しはカフカ・カフェ[第3期]終了後の9/24(木)以降となります。
「いきることができない」。のご購入はこちらから>>
「よわみしかもっていない」。のご購入はこちらから>>
作品集「となりのカフカくん/可不可・紙服・妄想服」を店頭とOnlineShopにて販売中です!
Onlineshopでのご購入はこちらから>>
作品集の詳細はこちらから>>
コイケジュンコ/Junko Koike
1974年うまれ。女子美術大学出身。
方々で拾い・買い・貰い集めた強度の無い紙などで、非機能的だが実際に人間が着る事のできる原寸大の服・靴などを制作。総じて『HI-FUKU』(非服=「服に非らず」)と名付け、日常(ケ)に埋もれそうな「ハレ」を追い求めている。
代表的な作品に、ティッシュのみで作られたドレス「100%カシミ屋」、月刊漫画雑誌一冊丸ごと使用した「妄想ドレス」などがある。また、衣装などの参加も多く、ヨコハマトリエンナーレ2014にて森村泰昌氏が行ったラストパフォーマンス「Moe Nai Ko To Ba を燃やす」では、「本の女神」の衣装を担当。
その他、印刷物好きが高じて、じじばばをモチーフにした木版画なども制作・発表している。
update2015/10/02