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ローゼン閣下 やめて!

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麻生首相が住宅ローン減税を打ち出したけれど、これは今まで借りてきた人の救済というよりは、今売れ残っているバブル時代のマンションを買ってあげてくださいという、ファンド絡みの不動産会社への救済が目的だ。今、払い続けている人の住宅ローンにはもともと減税措置が咬ませてあるから、さらにこの減税措置を適応するには、かなり厳しい条件をクリアしないといけない。相変わらずの不動産、金融行政だ。

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今夜、グリーンスパーン議長が、自分がとってきた金融政策が誤っていたかもと、謝っていた。議会で諮問されるんだね。日本で議会が前回のバブルの原因を諮問するということはないだろうからね。グリーンスパーンは、住宅ローンを結果、煽ったのがいけないと言っているが、日本では、今更、住宅ローンをサポートしようとしている。どういうこと? 議会は今、竹中平蔵に質問をしないといけない。金融国家を作ろうとしていたあなたの考えはただしかったのですか?と。テレビでも田原総一朗は竹中平蔵を追いつめられないだろうな…。
金融中心の経済が崩壊したのだから、もの作り…しかも売れるもの作りをサポートしないといけないのに、ローゼン閣下はやっぱりずれている。もの作りも今やバロックになってしまっているものは後退していくだろう。高機能に成りすぎたテレビとか携帯電話とかね。作り手が満足する機能ではなく、買い手が満足する機能が求められている。こんな時こそ、秋葉系のソフト産業をさらに育成するとか、アニメ業界の労働者をサポートするとか言ったら良いのに。ローゼン閣下なら。
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秋葉新派の麻生と自ら売っているが、秋葉系に本当に指示されているわけじゃない。テレビに映ったりするから取材カメラに群がったりするだけのことだ。首相指名のときにテレビ局が秋葉にサテライトスタジオを作って、喜ぶアニオタを待ちかまえていたら、誰もこないという図があったが、当たり前のことだ。秋葉が好きだという戦略をとった麻生をどうイメージするかという戦略なのだから。
麻生首相の秘書が強者で『ローゼンメイデン』を掲げさせたりしているが、麻生失速と一緒にローゼンが失速したりしたら許さないぞ! ローゼン閣下、麻生さん、お願いだから足を引っ張らないでね。ゴルゴ13や島耕作読んでいる人が『ローゼンメイデン』を理解できるはずがない。もし分っているならクラッシュ(壊れて)している人なんていないんだから頑張ろうとか言ってみたら良いと思うだけど。そうでしょ。生きていくことの期待値が低く成りすぎてマイナスになっていることが今の実情なんだから。

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リーマンが消滅して、アメリカ政府と仲が良いゴールドマンサックスとモルガンスタンレーが残った。ポールソン財務長官はゴールドマンサックスの出身だ。リーマンの代表は14年間の給与総計が500億にのぼるそうだから、ゲームをあてて引退するゲームデザイナーよりはるかに気分は楽だ。問題なのは、残った金融システムの傷痕だ。
日本はというと、そんなことお構いなしに、空白の十年にファンドに買われまくった怨みを、今晴らそうとしているのだろうか、東京三菱UFJが米モルガン・スタンレーを買いに出た。時代錯誤でしょう。金融という博打が今破綻している時に、モルガンを手に入れるなんて。バブルの時にビルを買って後で10分の1で買い戻される(絵画もいっしょだけど)あの手法にそっくりだ。
きっとアメリカに頼まれて、救済するのだろう。(もちろん政府経由)被害が出たら、日本の税金で埋める。直接は手がでないが東京三菱UFJ経由ならOKだ。
ちなみにティファニーの不動産部門は誰が運営しているのだろう。ティファニーは銀座に165億で獲得したビルと土地を2007年8月に370億でゴールドマンに売却していた。ティファニーは前回のバブルの時に本社ビルを第一不動産に売却して、安く買い戻している。ティファニーの不動産の動きは前から注目したけれど、今回も察知しているかのような見事な売買だ。

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竹中平蔵の著作を読むと、日本人にはインセンティブがなさすぎる、アメリカの豊かな住宅事情をみて頑張ろうという気にならないのか、と煽っていたが…つまるところ日本を金融中心の国家に変革しようとした。リーマンの資金を使っていたライブドアに対してバッシングが始ったのは、小泉、竹中路線が終了したからでもあるだろう。まぁ結果として良かったのかもしれない。リーマンの資金で押さえた放送局が今どうなっているか、ぞっとするところもある。

歴史的にみると、金融中心の経済が破綻するのは世界的な規模では3回目。一回目は、yasoで特集したヴィクトリアン期のヴィクトリアン循環。もういいかげんにして欲しい。なのに麻生太郎はまだ金融関係を救おうとしている。社長まで上り詰めた島耕作というマクロからしか見れない人に、今の日本は救えない。マクロとミクロ、上からのディレクションと、地べたのディーテール。両方みれないと今の危機は脱出できない。願わくば麻生太郎に、ティファニーのセンスが欲しい。


を読むと、竹中平蔵のいかに今、破綻した金融社会というものを導入したがっていたかが分る。買っちゃいけない図書館で。



update2008/10/24

column

失速気味のyaso?!

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ネットの力は思った以上に威力があって、しかもそれがストレートではなく、曲がって印象的に伝わるものだから困ってしまうことがある。
たとえば、どこに食べに行くと聞かれて、最近、あそこのご飯は今一つになったから…と答えたのをそのまま実名で、書かれたりするとかなり大きな影響がでるし、個人的にその人と友だちだったりするので、大変困ったりもする。しかもブログをそのままに本にしたりすることも流行っているので、どうもなぁ…と思う。

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それがアマチュアならまだしも、その道のプロの人だったり、人が信用しやすい(そうである世の中は困ったものなのだけれど)賞の受賞者だだったりすると…けっこう騒動になる。そしてさらに悪いのは書き手が褒めているつもりだったりする時だ。悪意の手によって書かれたものは、そう受け止められるが、そうでないとき書かれたことはすとんと人に伝わる。書いた人の解釈や感想込みで。

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最近、三月書房のメルマガに
「yaso#ヴィクトリアン」ステュディオ・パラボリカ
この号はどうしたことかまだほとんど売れてません。いつも同様に、200名ほど登録されているペヨトル客のアドレスに案内を送信したのに事前予約が数名しかありませんでした。「#ゴス」や「#ドール」や「#耽美」は予約だけで数十名、通算では軽く100冊を越えたのですが、前号の「#ドラキュラ」あたりから失速気味です。
と、書かれて配信されてしまった。結果、ネガティブ・キャンぺーになるので、まいったなぁと思う。あ、そうかもう売れていないんだ。思って買わなくなる人がでるだろう。行列の並ぶ店に並ぶ習慣は持ち合わせていないので、人の評判を気にするわけではないのだが、ネットの風評は威力がある。最近、yasoには人が並んでないのよ、最近はちょっとね…というのは止めて欲しい。事実なら良いけれど。
前回の「#ヴァンパイア」の時も似たことをメールに書かれたけれど、失速は、三月書房の中でのことで、事実は三月書房においてのみだ。「#ヴァンパイア」は元気に売り上げていて、「#耽美」の勢いには少し及ばないものの、そろそろ初回の分を売り切って増刷にでも、というところまで来ている。失速とは失礼な。


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三月書房さんに前回書かれて、みんなスタッフががっかりして暗くなり、大丈夫でしょうかと動揺したのを覚えている。売れないと言われたことをかなり長いこと気にして、今回も、ああ、まただ…とまた全員ががっかりした。言われただけならまだしも、それを配信するなんて、それを見たyasoのファンの人もきっとがっかりするに違いない。三月書房の200名のyaso客の方々も同じような気分になり、きっと面白くなくなったんだろうと思うに違いない。前回ネガティブキャンペーンをされた後に、ファンはそこから本を買うだろうか?

以前、三月書房の内々に教えてくれている辛口の売れ行き評は、面白く参考にしていた。そしてそれを頼りに思っていたところもあり、そうブログに書いたこともある。本は書店の人の意気込みで売れるものだし、実際、書店でyasoを面倒見てくれる人がいなくなるとそれまで大規模に売っていても売れなくなる。良くする話だが、新宿のレコード店だ。ネガティブな話がむしろ内容に関してならかえって良かったかも知れない。受け止める方は、しっかりと判断するから。自分も含めて認知というものは、フレームワークだ。三月書房は良い本を揃えている、そこで売れないと言われたら、良い本ではないのだという無意識の連想が走る。ただでさえ販売が難しくなっているのだからネガティブな風評を流されるのは、本当に困る。三月書房の売れる本リストは、その本をもっと売るためのキャンペーンで、逆のことをされたらどうなるか…。

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本への辛口の評は、合っているということにおいて意味があって…しかもただ売れた、売れないというのではなく、内容と絡めて売れた売れないということが問題になるのが、本への辛口というものだ。良い本を作っているとえばって言っているわけではなくて、本を売るということにおいても相応しく内容を伝えてこその本だと考えているからだ。大体、良い本なんてなかなかできるものではないし、毎回、編集はどきどきしながら、一生懸命作り、そして宣伝をしたり展覧会をしたりして内容の伝達に努めるのが精いっぱいだ。いま本は内容をもって書店から発信してもらわないと売れない。流行本以外はそのままでは売れない時代になったのだ。(流行本ももの凄いキャンペーンしているけどね)

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だいたいyasoの前号の特集名は「#ドラキュラ」じゃなくて「#ヴァンパイア」ですから…。その差がどんなものなのかを特集したもので、まぁ三月書房にとっては、その差はどうでも良くて結果、売れるということが興味になってきているのかもしれない。出版一週間で早々に売れないようだと見切られる「yaso#ヴィクトリアン」もちょっと可愛そうと言えば可愛そうだ。内容が駄目だと言われる方がまだましだ。今、本は、売れなくても長く頑張って伝えていって帳尻を合わせるしか道がない。

そうか…今、気がついたけれど、良い本をしっかりと棚揃えしている三月書房にとっては、売れそうもないという言い方で、売り続ける努力をするに値しない内容の本だということを世間に知らしめようとしたのかもしれない。それなら愛の鞭ということで甘んじて受け止める他ないな。






yaso「ヴァンパイア」は、倉庫がほぼ空になるのでしばらく品切れになります。ネットショップの在庫をお早めにどうぞ。


update2008/10/22

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桂米團治襲名

桂小米朝の桂米團治襲名披露を聞きに新橋演舞場に。ちなみに先日ストーカー事件を起した、月亭可朝が一時期桂小米朝を名のっていた。
なので襲名披露の口上でしきりに月亭可朝がネタになっていた。
落語にはまる、二つぐらい以前の状態で右も左も分らない。
でも襲名披露に桂春團治さんが出られると聞いて切符を分けてもらった。なぜか桃色を思わせる艶があって…落語で艶を語ると意外とエロに寄っていくのだが、春團治さんの艶はふわふわしていて頼りない。それがとても良い。枕もなしで入るのだがいきなりという感じがしないで、ふっと入るという粋な話っぷり。最後に春團治さんが手を締めたが、もう言いようのない間があって腰砕け。
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桂一門、どちらかという肩透かし系だと思うが、米團治さんも一門ののんびりした風を持っている。しかし直球も投げれるよという若さもある。直球を顔の辺りに投げたりする人が多いが、米團治は真ん中のストライクを投げて見せる。うーん。坊ちゃんの良さだなぁ。
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終わってみんなとご飯を食べていたら、昔、ボクの歌舞伎入門時にいろいろ教えてくれた人がいて、え、今度は落語なの? いやいやたまたまです。そちらこそ落語なんですか?と聞けば、ほんとはジャニーズだって。う、凄い。
 


update2008/10/21

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yasoのトーン

もともと夜想はジャンルなしで作っていた。どんな特集でもできるような形態をと思っていたことがある。yasoになってからはさらに自由になったかもしれない。
自由になったのは、テーマをとらえる手法とトーンだろう。これでなければというとこがなくなった。もちろん何でも良いというのではない。

ヴィクトリアンを手にした慶応大学の友人の教授が改めて、yasoってアカデミックだなとしきりに独り言を言っていた。
かと思えばネットの一言のコーナーで今回のyasoはビレバンっぽい表紙だから買うの止めようと書かれていた。ビレバンって??
分った、ビレッジバンガード風ということね。サブカルっぽいということかな…? 確かに最近、ビレッジバンガードでも売れている。

全体のトーンはなかなかコントロールができないので、それぞれの印象は合っていると思う。

サブカルもアカデミックも以前から比べると位相が変化している。

yasoはその位相をつかみ取れているか。
追随するのではなくその位相を見れるか。
そして何かを反映できるか。
そんなことを考えている。

でも印象がいろいろなのは嬉しい。


update2008/10/18

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セガのポッド

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ポッドならどうなる。

セガでエスプレッソの缶入りの粉を買おうとしたら。
ないです。

代わりに新発売のポッドが売ってあった。
買ってみる。

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いつの間にかポッドが流行になっているのだろうか。
それなら手に入りやすいだろうから、各、メーカーのものを比べてみよう。



まずは、セガフレードを味わい尽くそう。

一週間に4~5回はセガフレードで本を読んでいる。
そして銀座方面に走れば必ず日本橋・イリーで…
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イリーはプリペイド・カード。10%オフ。
セガはポイントをためて5%オフ。でもカードが次の段階に行くには500回店を訪れる必要がある。ちょっとカードの楽しみとしては敷居が高い。

update2008/10/17

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8 1/2 はちとにぶんのいち

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久しぶりにヘア・カットに。

いつも髪をブリーチしてくれる青年が
「気合いを入れて白のTシャツにしたんですよ。」と話しかけてくる。
僕も上下白の服を来ていた。ぴったりだね。
最近は、周囲のネガティブなこと少しで、気合いが落ちたりする。少々トラブルがあっても突き進んでいた頃とはさすがに感覚がことなる。だから期待していない周りの高いテンションやちょっとした思いやりは、自分の身体をはっと元気にさせる。嬉しいものだ。よしまた頑張るかという気になる。意味なんかないんだけど。食べ物の快感が身体を震わすのに似ている。理屈じゃない。

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ずっと神宮前の8 1/2(エイト&ハーフ)という美容室に通っている。先日、向かいのギャラリーにいるのを見つかって、向こうから手を振られた。そのときに今日の予約をした。六ヶ月に一回というペースだけど、もうだいぶになる。タケナミさんのカットが好きだから。ブリーチもうまい。こんなに長いことお気に入りは珍しい。

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青山から神宮前にかけては美容室の激戦区。30年も前に行きはじめた、アレス、その後の連獅子、その後のモッズ・ヘァ。アレスでは弁髪に、連獅子ではエメラルドグリーンに、モッズ・ヘアではブリーチに失敗。アンアンを見てエイト&ハーフに移った。ブリーチとカラーが良さそうだったから。今日は髪の毛がプラチナで真っ白になった。なんかみんな一生懸命やってくれる。髪の毛とか頭とかは他人に触らせない部位なので、感覚が手からダイレクトに伝わってくる。

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最近、皮膚とか腸の思考とかに凝っている。だから余計にそう思う。

会社の管理人さんが、一時休んで前の管理人さんが来た。自転車の置き位置にうるさかったり、ちょっと照明をつけたまま買い物に行くと、怒られたりしていた。なんか相性が悪くなったな…といつもより丁寧に挨拶をしてみたんだけど、無視。うーん。困ったなと、愚痴をこぼしたりしていた。今日、死亡の知らせを聞いた。末期癌だったとのこと。最後に職場に戻りたかったんだな…。知らなかったこととはいえ、コミュニケーションは難しい。皮膚感覚として分りたかった。


update2008/10/17

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金融恐慌

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ヴィクトリア女王が即位する少し前、イギリスは産業革命によって世界の派遣を握り、世界の工場と呼ばれるようになった。イギリスはその余勢をかって軍事を増強し植民地を次々と作り上げた。そしてポンドで世界を支配するにいたった。ポンドという金融的力が頂点にまで達したところで、輸出が停滞し、イギリスはそこから世界を金融的に支配する国に転換することになった。19世紀末から20世紀にかけては、イギリスは金融大国として世界に君臨した。もの作りから金融へ。第一次世界大戦後、金融の中心はイギリスからアメリカへ移り、イギリスは財政赤字に苦しむことになる。


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似てないか? もの作りから金融へシフトした国の運命と。アメリカは、今回のバブルで以前にもましてもの作りが後退させた。アメリカの自動車製造の衰退がそれを顕著に示している。今日のGMの株価は20%を超える下落をして1950年の株価になった。ビック・スリーという言い方はアメリカではもうしていない。問題だったのは、ローンを債券化するような証券の証券化のような金融的商品をたくさん作り出してしまったことだ。不動産バブルは、根底のところに不動産がある。動かないものがある。サブプライム問題は、低所得者層に無理やり不動産を売ったということもあるが、それだけだったら、不動産が残っているのでどうにか処理できるし、問題も見えている。ローンを商品にしたのがこんな世界の大迷惑に発展した原因だ。しかもその証券は構造的に破綻が見ていた。にも係わらず高い格付けがされていた。

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ヴィクトリア女王が即位したのは1837年。その後、すぐに飢餓の40年代に突入して、倫敦でも子供たちが飢餓に陥り、大人に成るまでにたくさんの子供たちが死んでいった。少女(実際には幼女)売春禁止の法律ができるほどで、子供たち、そして女の人には本当に生き難い時代であった。格差社会なので、もちろん華やかな生活をしていた女性もたくさんいて、それがヴィクトリアンのイメージを優雅なものにしている。格差の有様はどうも日本に似ていて、現在、破綻しつつあるアメリカの格差からは、ダークな下層社会とそれにともなう犯罪の発生が想像できない。ビクトリア朝の壊れ方は、現在のアメリカに似ているが、社会構造と暗部感覚は、むしろ日本に似ている感じがする。

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おそらくアメリカの金融破綻に端を発したこの金融恐慌は世紀に一度のクラッシュである。クラッシュの後に世界がどうなるのか? それはまったく未知である。経済評論家はヤバイ! といは言うけれど姿を想像することはできない。普通に考えられるのは、今、あるネガティブな要素がそのベクトルでいっそうネガティブになるということだ。犯罪はいっそう陰湿にそして理由をもたなくなるだろう。隙間をより姑息に抜けてる試みがなされるだろうが、隙間というのはしっかりしたものがあっての隙間である。隙間自体が見いだせなくなるという可能性もある。姑息が自棄になってもっと困った感じが蔓延するかもしれない。その中でどう生きていくのかというのは、ただならないことであると思う。『夜想』は生存できるのか?そんな身近なことで済まない事態がすぐ目の前まで迫っている感じがある。

update2008/10/10