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2005/08/28

危ない写真集246 展示終了


ヴァニラ画廊で開催していた
『危ない写真集246』の展示が終了

本の赤をイメージした
壁が撤去された
またまた小沢さんの鮮やかな手つき
ボクは
壁紙を小さくちぎって
手帳に挟んだ

イベントはまだまだ続けていきたい

コメント(1)

危ない写真集246を検索していてここに。


壁紙を小さくちぎって
手帳に挟んだ


むー!
くっ、ときました。

euglenozoa : 2005年09月05日 16:18

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2005/08/27

アリス

腐敗した鏡の中には
何も見えない
でも誰かがいる

基本はアリス
だろうけど
そこからどれだけオリジナルの
物語を想像できるか
そして創造できるかが
これからのレゾンデートル
になるだろう。

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2005/08/26

None

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2005/08/25

天使の羽根1

人形を見るとき

俺かい?俺は三人吉三の和尚の役回りだね
吉佐という名前が
本名かと聞いてみるとそんな答えが返ってきた
悪役?
いやぁそんなことはないだろう。歌舞伎はお手のものなんだろう…。
すぐにカウンターが入る

人形はオールビスクが最高だね
それは今までに実現されたことはなかったから
日本はいま人形の桃源郷ということになる

でも人形は肌とか手足のできとか
そんなもので決まる訳ではないでしょう。
ダンサーがふっと立ったときに
そのオーラで決まるように
全体とか顔とか
そんなもので人形は見られるものなんじゃないの
本当は…
と、反論してみたが

まだ若いなと
一蹴されてしまった。

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2005/08/24

バンギャル

ロリータを上がるとギャルね。
そうなんだ。でもロリータとギャルってけっこうギャップがあるような気がするけど、
ロリータはバンギャル、ヴィジュアル系の追っかけね
ギャルは水商してバンドマンを養うのね。
だからつながっているの。
じゃぁ、ヴィジュアル系のバンドマンって
ホストみたいな感じ?
もちろん全部じゃないけどそんな感じ。
ほんとに、ホストと兼業でバンドやっている子もいるし。
ふーん。わかんないもんだなぁー。

じゃぁ、ロリータの頭のなかって
ロリロリじゃないんだ。
フリフリかもしれないけど
ロリロリじゃぁないね…。絶対に。

『下妻物語』嶽本野ばら
を電車の中で読んでいたら
隣に座っていた
ゴスの女の子がそんなことを教えてくれた。

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2005/08/23

カフェ→テ

コーヒーは相変わらず
嗜好の随一なのだけれど
紅茶や
中国茶が
なんとなく自分にくっついてきて
ふと
好きになっていたりもする

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2005/08/22

た・ぶ・ん バニシングポイント

アメヤノリミズの展示
突如、復活したP_house

動機があって
何かが始るのは
見ていて潔くてカッコよい。
願わくば自分もそのように……
さすが秋田さん。

飴屋は自らをホワイトボックスに封じて
その暗闇の中に身を投じ
消失の感覚を消失によって描いている

かつての飴屋の作品は
エッジがこの上なく立っていて
触れると切れるようだった
攻めのコンセプト

今は
何か消失して
その状態を許容しながら世界を見ている

自分にも経験があるが
タの行の言葉が突然、記憶から遠のいて
出てこなくなる

飛ぶという漢字が書けなくなる
書いても
飛ぶというリアリティがない

明らかに脳から何かが消失しているのだ
そんなことを意識したことはなかった
たし算だけで生きていた
時代もあった

しかし世界はたし算だけで出来ているわけではない

飴屋の考えている消失とは
また別のものであると思う

しかし
展示を見ていて
私の消失感がリアルに甦った

コメント(1)

飴屋法水さんの復活?はうれしいです。
こないだの六本木は気付いたら最終日で行けなかったけど、また開催するなら是非行きたいです。
東京グランギニョル時代からのファンです。

イトマ : 2005年10月10日 01:29

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2005/08/21

今さらながら

今さらながら思うのは、
写真とは
映ったものである
ということだ

ファインダーを覗いて
何が映るかと
一生懸命、見えるものをカットしようとしていたけれど
少しそれは違う気がする

ドキュメントの写真にしても
何が映っているかで、
何を写したか
ではないような気がする

それはそこにカメラと恣意が動いているから

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2005/08/20

天使の羽根2

人形を見る目
人形屋さのオーナーにインタビューをした
やはり人形を売ることを仕事にしている人は
その見方で人形を見ている
興味深かった

人がどうみるか
人が何故、人形に囚われるのか
どこの部分に囚われるのか
そんなことをじっと見続けてきた人なのだ

だから人形店主の人形に対する
見方は
多くの観客の総体として存在する
お客は、究極、自分の意見を聞くことになる
だから有効なのだろう。

いや他人のことは言えない
それぞれは、自分の見方でものを見て
感じて
売ったり、買ったり
語ったりする
自分の見方は自分で作り上げたものではない
大きな外の何かによって作られてしまったものなのだ。

飴屋法水の展覧会にしても
消失している
いくつかの言た葉があるだけで
観客の見方は千差万別になる

オールビスクの価値観も
誰が作り出したのか……。
面白いことはたくさんある。

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2005/08/19

携帯を代えたら

携帯を代えたら
写真のエッジが立つようになってしまった
前の携帯のゆるゆるの
感じが良かったのにな……。

飯沢耕太郎さんと写真のことで対談している時に
ふと思ったのだけど
スリーピングビューティというのは
長い時間露光する
カメラがあって成立したのではないだろうか。

パシャ!
という感じで
子どもの死に姿は撮りたくない
ような気がする
カメラが表現を決める
そういう側面も
少しならずあるのだろう

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2005/08/16

睡蓮

『睡蓮2005
花開く水辺にて』 内藤礼

大山崎山荘の内藤礼の展示は
睡蓮の花咲く池と
モネの睡蓮の連作に捧げられた作品

見えないくらいの
仄かな糸に
かろうじてつながれた
花の一連は

ということでもあろうが
それは儚いものでもあるという
ことなのだろう

たまたま
昨夜であった
紅茶との不思議な縁もあって
緩やかな
時を
享受する

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2005/08/15

les contes de the

馥郁たる香りと儚げな
舌ざわり
余りの美味に
ブランドを聞いたらレ・コント・ド・テ
睡蓮の紅茶

ジルベニーにある"モネの家"の為に
レ・コント・ド・テのオーナー、クリスティーナが作ったお茶。
モネの生涯のモチーフ"睡蓮"
からインスパイアーされたもの

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2005/08/14

魔都

魔都復活。
それは私の頭の中のことだけど

深夜・京都御所の脇の
深い闇の道を歩きながら
深夜の浅草を想像する。

誰もいない仲見世を
学天則が疾駆する
そして仁天門を抜け
日光の方へ消えていく。
まざまざとその軌跡が見える。

地霊が動きだしている。
帝都は魔都として復活するだろう

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2005/08/13

吉田屋料理店

兎の花さし
吉田さんは陶器や小物の選びが抜群
どこで買ったの?
と、聞くと
昨日、陶器市で

吉田屋料理店の仲介で
金子國義の浴衣地を手に入れた

ミュージシャンや現代美術の作家、ディレクターたちが
出入りする店は
交流のサロンになっている

吉田さんがふと聞いた
飴屋さん見に行った?
まだと答えると
行こうと思っているのよ

チャームのあるものは
遠くからでも人を惹く
不思議なものだ

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2005/08/13

飯沢耕太郎トークショウ

ヴァニラ画廊での
飯沢耕太郎+ミルキィ・イソベの
トークショウ。

優れた写真家には
編集能力が備わっていて
それが写真集を作る時に
発揮される
と、ミルキィ・イソベ 
飯沢さんはしたりという顔で頷いていた

フェティッシュな素材
例えば屍体
と写真の関係で言う時
飯沢耕太郎は
屍体という物質(写真の対象)
屍体写真
その写真で作り上げた屍体写真集
その三つの段階すべてに興味とアディクションをもっている
そこが飯沢耕太郎の凄いところだ

写真展にも
『危ない写真246』にも
飯沢耕太郎の3つのフェティッシュが
いかんなく発揮されている

コメント(1)

おめでとぅ*

Anonymous : 2005年08月14日 23:05

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2005/08/12

分からないこと分かっていないこと

分からないこと
分かっていないことが多い

分かろうとすること自体
不遜なのかもしれないけれど

あなたの思うままで良いのですよ
という
教祖の教えは
美しくないものを
蔓延させているような気がする

生地はそんなに美しくない
その認識の上で
開き直るかどうかが
美学の有り様だと思う。

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2005/08/11

はい、はい


はい、よーく分かっております。えぇ、えぇ。
はい、はい。
相手の言うことを追い越すような
受け答え……

広告代理店や
コーディネーターたちの使う
独特のイントネーション
そんな
声が揉み手をするような
場所で、
それを聞きながら
一杯のエスプレッソに涼を求める。

あの時代が部分的にも還ってくるのだろうか

嫌だな……と思いながら
今日も
こんなふうに一日は過ぎてゆく。

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2005/08/10

永井荷風

浅草尾張屋には
かつて
よく訪れていた永井荷風の写真が飾ってある

墨東綺譚
に描かれた浅草、向島
玉ノ井の風情は
もちろんもう忍ぶこともできないが

黄昏れるのなら
荷風のようにかな
でも
荷風のように文化勲章をもらっていないし
既に
充分黄昏ているかもしれない

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2005/08/09

幻想の黄昏

幻想というダイレクトな言葉を使うときに思っていた浅薄さは、遥か記憶の彼方たし、幻想なるものが黄昏れるという、言語矛盾が現実となる、やや辛い時世になっている。

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2005/08/08

光の跡


力が空回りしていた20代30代、
今思えばほほえましい位の
思い出だけれど、
微笑んでいる時点で、
それは老人のスタンスだ。

そうじゃなくて…
辛うじてレーンの中に
力をコントロールできるようになった今こそ、
再びパワープレイをめざしてみたい。

空回りしていたパワーを全て、
効果として有効になるように。
馬鹿な輝きが
甦るように……

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