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2005/11/10

ああでもない、こうでもないと

どうやって生きていこうか
ああでもない
こうでもないと
メモをつけたり
くちゃくちゃしたりしているが
そんなことをしているうちに
終わっちゃうということもあるんだろうな。

考えるより
何かすることだな
とは分かっているんだけど……。

コメント(1)

そういう時は『今日の猫村さん』です。

おにこ : 2005年11月11日 23:55

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2005/11/09

白茶

マリアージュ・フルールの白茶
中国茶の白毫銀針と同じ系統のお茶
入れ方も同じだと……。

つい最近まで
銀針は柳の芽だと思っていたけど
そうではなく
お茶の新芽の先を
夜中に詰んでそおっと揉んだものということ

マリアージュ・フルールの白茶には
花びらも入っていて
味が複雑……。
素晴らしい
眠りにつく前に飲むと
目が醒めてしまいそう……

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このリストは、次のエントリーを参照しています: 白茶:

» 紅茶。 from あざらし日記
銀座、行ってきました。 11月なのに、市場の気分はクリスマス♪ 紅茶もしかり。 マリアージュフレール  の クリスマス限定品です。 ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月10日 12:06

コメント(1)

中国茶と同じ入れ方ですか・・。私が買ったのは緑茶ベースだから、日本茶と同様、ぬるめのお湯で入れてください、といわれました。紅茶って奥が深いですねぇ。

あざらし : 2005年11月10日 12:00

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2005/11/09

内藤礼

夜想用インタビューを起していて
内藤礼さんの話を
もう一度、きっちり聞く……

地上にある
様々なものたちの
生きているもの、死んでいるもの……
人や人じゃないもの
そのようなものの
気配
いや気配どころではない
存在
そうしたものを
感じることのできる場所を
作る
それが彼女のアートのような気がする

そして
それは限りなく美しい場所として
存在している。

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2005/11/08

ナルト

自由が丘に
ナルトインタビュー。

終わってふらふらと
町を歩くと
ピーターラビットのレストランに出会った。

昨日
トトロを見直したばかりなので
森の木の上に立っている
トトロとラビットが
重なってしまった。

こころを映せるのは
動物だけ?
だとしたら余りに哀しい。

人を
信じれるようになりたいな。

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2005/11/07

心身改造

何度か
心身を改造してきた。

占いで見てもらったとき
17年間吹いていた風がやんで
仕事を変えた方が良いよと言われた。
その時、すでにペヨトル工房は解散していたが……
これからは少し努力したらと言われて
そうか!
と、思い直した。

今度の改造は
もう少し
良い男になるための改造。
できるかな……。

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2005/11/02

感覚の拡がり

森村泰昌さんの
パフォーマンスの手伝いのコンテを考えている。

コンセプト+人たちの想い
さらにそれを合わせて現実に何かができ上がったときに
そこに
何とも言われぬ感覚の拡がる
か所ができると
良いなぁと……。

余白の部分がいかに
美しいか
そんなことを考え続けている。

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2005/11/01

気持ち

京都造形大学の前にある
カフェの壁
木の葉の影が映っている

影には気持ちが乗ることがある
人の気持ちが分からなくなったり
自分の気持ちのありかが
あやふやになった時
もっと
茫漠としたものを眺めて
過ごすことがある。

仕事に来ていて
そんなことをしていてはいけないのだが
ちょっと気持ちがのらないいろいろなことがあって
壁を眺めている。

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2005/10/30

どこへ行けるのか

風景が描けるかどうか?
それは大切なことだ。

雑誌をやっていて
それが出来るかどうか……。

風景に依存することはできる。
しかし
風景を複合して
見たことのない風景を描けるか?
そんなことが
重要ではないか

デザインも
編集も
ディレクションも
そんなことが
大切なような気がする。

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2005/10/28

魔都から

浅草の魔界をふらふら歩いていると
どうしても
帝都物語のモダン
魔都のイメージが重なってくる

最近は
もう少し
ネイティブなものたちが見えてくるようになった

狐とか
蛇とか……。
もうこの街で半世紀以上
過ごしている
そろそろ魔物に変身しても
よい頃かもしれない

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2005/10/21

身体の方向は

身体の方向性が
分からない
以前はかなり確信に充ちていた

時代のせいなのか
加齢のせいなのか
よく分からない
時代のせいのような気もする

紙に
いろいろなことを書く
調子の悪い日は呪詛のようなものもある
それは
鉛筆をもつと
紙との
間に自動的に出てくる

その
書いたことがらのように
身体は進んでいく
気がつくと

身体は自立した
方向舵を失っている
不思議な感覚だ
でも悪くない

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2005/10/20

最近、頭蓋のブロック力が弱くなって来て

最近、頭蓋のブロック力が弱くなって来て
外からの刺激に左右されることが多い。

萩尾望都の『メッシュ』を
読んでいたら
どうにも『ディーバ』に出てくる
ゴロディッシュとその役を演じた
リシャール・ボーランジェのことが気になり出した。

灯台に棲みたいとまた妄想が走る

パリの滞在は2週間ほどだったが
それでもあの
喧騒で憂鬱な都市のアンニュイさは
魅力的だ

それで
今日はサン=ジェルマンでカフェを飲んだ
これから
渡辺えり子の芝居を見に行く

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2005/10/19

激しい仕事をしていない日はアンニュイに襲われる

週末にはまた木場の
アゲハでスケジュールのタイトな仕事をするのだが
翠迷宮も終わってエアポケットのような
一日
そんな一日でも
激しい仕事をしていない日は
アンニュイに襲われる

ぼーっと町を見ていたら
エステのお店がたくさん入っている
雑居ビルに大きなバッグを引きずった
高齢の女性が入っていった。
何か不思議な感じがしたので
ついていったらフェイスエステのお店に入った

覗いていたらお店の人に招き入れられてしまった。
しかたがないので
今、はいった人と同じコースをと
頼んでエステのベッドに寝た

隣の高齢の人は
いろいろぽつぽつと身の上や
半年前に財布を落として
それが昨日、警察に届けられたけどお金はなかったとか……
一人暮らしで……。とか話している。
不思議な感じがした。
話をしたいのだろうか?それにしては高い代価だ……。

エステは隣が先に終わって
ボクはその人を見失って駅前のエクセルシオールに
入ってぼんやりとなんとなくアンニュイな気分になっていた
あと何年かたって
ボクはああやって一人で町の中に溶けてしまうこともあるのだろうなと

ふと気がつくと
隣にその人はコーヒーを飲んでいた
無料の就職情報誌のページを折りながら

どうにも気になって
携帯のカメラをふっと向けたら
もうそこには
人の姿はなかった。

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2005/10/17

光合成

光合成を促す
ランプをあてながら
10日間
苔とつき合った
ほんの少し成育して
かなりの量が死滅した

マクロレンズの目で見ると
苔は森のように見えた

デジタルカメラの高解像度で見ると
きらきら、とげとげしている。

デジタルのエプソンカメラで見ると
ヌメーッと濃い碧の
粒子すらない
一つの生命体のように見える

私たちは
いま、複数の目を持っている
それは楽しいことでもあるが
像を確定できない
さらに像の中にある
何かを確定できないという
不思議な状態に陥っている

曖昧な
ブレいてる像の
平均値のようなものを
シルエットとして認知しているのだ。

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2005/10/15

路地

曲がる角を一本間違えて
大川端を歩いて
ふと
自分が自分をロストしているのに気がついた

この路地には
たくさんの蔵をもっている
家が並んでいる

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2005/10/12

強風に

吹かれて
浅草寺の大提灯が
ゆらゆらと揺れている

その下を抜けて
浅草神社へ
今戸焼きの
狐を見に……。

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2005/10/11

ルーサイトの夜

ルーサイトギャラリーに
夜、一人でいると
ざわざわと
何やら蠢く者たちの
気配がする。

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このリストは、次のエントリーを参照しています: ルーサイトの夜:

» 翠迷宮 Labyrinth of Jade@柳橋一丁目 from Input/Output
 神田かげろう文庫でもらったフライヤーを手に、浅草橋を歩く。黄色いラインの電車が走る総武線の線路に沿って進むと、ほどなく隅田川に突き当たる。突き当たりの折れ曲が... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年10月14日 17:18

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2005/10/09

白い曼珠沙華の隣には

白い曼珠沙華の隣には首折れた
赤い曼珠沙華が水に向かってうなだれていた
空は蒼く
秋の雲が遠くにみえた

人の柵が事件を起して
いたとは知らずに
ボクは自然のなかにいた

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2005/10/06

ルーサイトのテラスが

蔦に侵食されている。
内覧会に来たお友達から
紅茶をいただいた。
ヨーロッパ唯一のお茶の原産地
ポルトガルのもの。

碧のパッケージが目に鮮やかだ。

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2005/10/06

コンセプトドール

真夜中のルーサイトギャラリーに
コンセプトドールのパーツが
並ぶ。

大川は凪の時で
水が湖のように静かになっている

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2005/10/05

動機は何か

睡蓮鉢を譲ってもらえる
洋館で
余りに素敵なので
携帯でパチリと撮った
その瞬間に京都の森村泰昌さんから
電話。
うっかりセーブし損なって
ブレた写真しか残っていないのに気づかなかった。

写真を撮る動機は
作家の場合は

ということになる

でも
ボクの場合は
動機がメディア
どう写るかということと
どう見せるかということの
トーンが動機になる。

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