rss

    news

  • editor's talk

books

『夜想#山尾悠子』特装版/中川多理「薔薇色の脚」付

★★完売いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。★★


[内容]
・中川多理・人形作品「薔薇色の脚」 1点
・『夜想#山尾悠子』 1冊
・特製函入
※人形は一点一点中川多理のオリジナルです

★★★『夜想#山尾悠子』特装版および中川多理作品は抽選販売となります。
★★★下記の注意事項お読みの上、メールにてお送りください。








★薔薇色の脚 No.1
︱脚のみ、縞々︱全長約31cm︱230,000円(税込)


★薔薇色の脚 No.2
︱脚のみ、リボン、ダイヤ柄︱全長約31cm︱230,000円(税込)


★薔薇色の脚 No.3
︱脚+上半身+干からびた手、眠り目、ダイヤ柄︱全長約45cm︱280,000円(税込)


★薔薇色の脚 No.4
︱脚+上半身、ホワイト︱全長約45cm︱250,000円(税込)


★薔薇色の脚 No.5
︱脚+上半身+干からびた手、パステルカラー︱全長約45cm︱280,000円(税込)


★薔薇色の脚 No.6
︱脚+上半身、眠り目、縞々︱全長約45cm︱250,000円(税込)


★薔薇色の脚 No.7
︱脚+上半身、黒薔薇︱全長約45cm︱250,000円(税込)

+++


★中川多理作品「薔薇色の脚−Blonde」
※『夜想#山尾悠子』特装版ではありません。中川多理作品のみの販売となります。
︱全長約87cm︱800,000円(税込)

★中川多理作品「薔薇色の脚−Brunette」
※『夜想#山尾悠子』特装版ではありません。中川多理作品のみの販売となります。
︱全長約87cm︱800,000円(税込)







★★★『夜想#山尾悠子』特装版および中川多理作品は抽選販売となります。
★★★注意事項お読みの上、下記をすべて記載しメールにてお送りください

[中川多理作品および関連商品/販売方法について]
※当選のご連絡日、および当選後の日程が変更になりました!


●抽選販売となります。
●3月8日[月]~3月15日[日]メールにて受付いたします。
●3月22日[月]に当選者様のみメールにてご連絡いたします。
●当選後、3月27日[土]までにお支払いをお願いいたします。
(三菱UFJ銀行、ゆうちょ、ジャパンネット銀行への振込)
分割払いはお受けできません。またお支払いが残っているお客様は抽選に参加できません。
●当選後のキャンセルは承れません。

※転売不可
※お渡しは着払い発送(送料お客様負担)になります。
※振込手数料はお客様負担でお願いいたします。


【応募する商品】
複数当選する場合がございます。
※当選後のキャンセルは承れませんのでご留意の上応募ください。
※作品はご希望順にお書きください。




【お名前/よみがな】


【メールアドレス】


【連絡のつく電話番号】


【ご住所】



[お問い合わせ]
ステュディオ・パラボリカ
東京都台東区花川戸1-13-9 第2東邦化成ビル5F
電話:03-3847-5757
mail:contact@yaso-peyotl.com

update2021/03/08

books

【新刊】夜想#山尾悠子 特集号

金井美恵子、川上弘美、諏訪哲史ら豪華執筆陣による
エッセイ、評論、インタビュー、山尾悠子書きおろしを収録

『飛ぶ孔雀』(2018)では、泉鏡花文学賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣賞の三冠を達成しました。今ようやく時代が山尾悠子に追いつこうとしているのです。本書は、はじめての読者から生粋のファンまで楽しめる、山尾悠子読本の決定版です。

本特集は、山尾が自身の作歴を明らかにした書きおろしエッセイ、近作掌篇2作、インタビューを収録。美術、フェミニズム、翻訳といった多様な視点から作品を読み解き、進化を続ける作家像に迫ります。

写真家・沢渡朔が20代の山尾を撮影したポートレイトや、山尾の掌篇小説「小鳥たち」からインスピレーションを得て人形作家・中川多理が創作した人形の写真からなる32Pのカラーページも見どころです。

彗星のようなデビュー、ジュブナイル・歌集・翻訳の魅力、
冬眠からの目覚め、鏡花・人形との縁・・・
最新作『山の人魚と虚ろの王』を含む作品群に
あたらしい光をあてる永久保存版。

これを読まずして、山尾悠子を語れない。


2021年3月17日発売!!

ご購入はコチラ>>






編集長からのお知らせ

『夜想#山尾悠子』号の内容につきまして、日本SF作家クラブの理事会より、
「誤解で攻撃される可能性のある会員・選考委員を守るために、
事実確認したいことがあります」と申し入れがありました。
本書54頁の、「山尾はSFを書いていないと主張するのだから、
SF大賞の候補入りは辞退するべきだった」という記述は、
読んで分かりますとおり、2019年当時の選考委員に向けられたものではなく、
当日の発言を反映したものでもありません。
                      「夜想」編集長 今野裕一



[目次]

●書きおろし|山尾悠子|年譜に付け足す幾つかのこと
 掌篇|山尾悠子|「薬草取」まで
 掌篇|山尾悠子|薔薇色の脚のオード
 インタビュー|岡山発、京都経由、幻想行|山尾悠子×金原瑞人
 講演録|泉鏡花文学賞受賞記念スピーチ|山尾悠子
 座談会|循環する小鳥たち|山尾悠子+中川多理+編集部|写真:赤羽卓美

●photo
 山尾悠子 1979|写真:沢渡朔

●エッセイ
 金井美恵子|川上弘美|時里二郎

●評論
 沼野充義|谷崎由依|金沢英之|三辺律子
 佐藤弓生|諏訪哲史|川野芽生|田中美穂
 金沢百枝|吉田恭子|倉数茂
 高原英理|清水良典

●はじまりの頃
 高柳誠|東雅夫|礒崎純一

●人形の縁(えにし)
 金原瑞人|中川多理

●詳細資料
 年譜|ビブリオグラフィ

+++


『夜想#山尾悠子』

本体価格:2,400円+税
発行:ステュディオ・パラボリカ
ISBN978-4-902916-45-4 C0093
A5判/248ページ







★★ 夜想#山尾悠子 特装版 ★★

[内容]
・中川多理・人形作品「薔薇色の脚」 1点
・夜想#山尾悠子 1冊
・特製函入
※人形は一点一点中川多理のオリジナルです

『夜想#山尾悠子』特装版および中川多理作品は抽選販売となります。
↓リンク先↓の注意事項お読みの上、ご応募ください。

詳細ページはコチラ>>




+++


[余白展(おわりのはじまり)]にて、
中川多理「薔薇色の脚」先行プレ展示します。 ←終了いたしました。ご来場ありがとうございました。


★予約制★ 2021年3月2日(火)〜4日(木)
会場|ルーサイトギャラリー

ご予約はコチラ>>

update2021/02/26

books

特装版『小鳥たち』 山尾悠子 中川多理

!!!NEW!!!
『小鳥たち』特装版 オンラインショップにて発売開始!!!

----------------------------------------------------------
★特装版D︱翡翠ヴァージョン︱栞付き特装本
----------------------------------------------------------
頒価:4,500円(税込)→ 会場限定価格:4,000円(税込)
限定50部︱羽の形の栞3葉︱画:中川多理(本書のための描き下ろし)
※特装本はコーデクス装/表紙:擦れ金紙

お求めはこちら>>








★★12月14日[土]19:00~随時
イベント【京都】闇黄泉茶会
夜想編集長の茶席でも、
人形『小鳥たち』翡翠バージョン/中川多理を公開いたします。
*作品の販売はありません

+─────────────────────────────────+
 翡翠冥府へノ誘 ■ 左奥ノ闇
+─────────────────────────────────+
茶主︱夜想編集長
人形︱『小鳥たち』翡翠バージョン/中川多理
菓子︱かわせみ(聚洸)
お茶︱かわせみ茶
料金︱2,000円 ★要予約
日時︱12月14日[土]19:00~随時
*人形は茶席のみの公開になります

ご予約はこちら>>

★★12月21日[土]12:00~
特 別 展 示
+─────────────────────────────────+
 秘翡翠小鳥開帳/中川多理 
+─────────────────────────────────+
老大公妃と小鳥の侍女たちと翡翠(カワセミ)の邂逅。
春秋山荘に飛び込んできた小鳥との突然の出会いにちなみ、新作・蒼い小鳥を披露。

日時︱12月21日[土]12:00〜
料金︱1500円(お茶付/入場料込)★要予約

ご予約はこちら>>

中川多理作品の販売方法についてはこちらをご一読ください>>






翡翠が墜落してきたのは午后のこと/今野裕一

花師と人形師と庭師で『小鳥たち』の最終章の場面を設営していた。
物語そのままでは芸がない。一歩踏み出して設定を試みようかと。

展覧会が全て終わったら小鳥の侍女を一人連れて引退したい。庭師が人形作家に声をかけた。作業中に何を鬱陶しいと言いながら、人形師はそれでも——葬式だから小鳥たち黒の服が今は大体。小説が始る前はイタリア旅行だったからそれ風な服にしてたけど、どんなのがいいのかな。変える?まま?もし作るんだとしたらね。
任せるけれど青が良いかな。自分今、青を思っている。青の幡を掲げたいくらいで。幡?

庭師の分際で……と、座した老大公妃が微笑んだ。

つづきを読む>>







『小鳥たち』特装版のご案内
onlineshopで販売中


----------------------------------------------------------
★特装版A〈reading party Special〉︱エクスリブリス付き特装本
----------------------------------------------------------
頒価:4,500円(税込)
限定30部︱蔵書票2枚付︱画:中川多理(本書のための描き下ろし)
※特装本はコーデクス装

お求めはこちら>>



----------------------------------------------------------
★特装版B(2種)︱銅版画付き特装本
----------------------------------------------------------
頒価:各15,000円(税込)
限定各30部︱中川多理の版画作品(新作)
※絵柄違いの「銅版画(Ⅰ)」と「銅版画(Ⅱ)」の2種あります。
※特装本はコーデクス装

お求めはこちら>>



----------------------------------------------------------
★特装版C︱人形付き特装BOX
----------------------------------------------------------
頒価:180,000円(税込)
本作のために創られた小鳥の侍女たちの人形の、ちびっこバージョン付。
※特装版Cの人形は一点一点オリジナルです。
※特装本はコーデクス装

お求めはこちら>>







★ 好評発売中! ★

--------------------------------------------
『小鳥たち』
山尾悠子︱文
中川多理︱人形・写真
--------------------------------------------

降りそそぐ小花、

時空はゆらぎ、

小鳥の侍女たちが行き交う庭園と城館。

—— そこは迷宮?

第46回泉鏡花文学賞受賞作家 山尾悠子の最新作!!
あらたな領域に踏み入る記念碑的作品。
山尾悠子の小説と中川多理の人形が織りなす奇蹟の幻想譚。


発行:ステュディオ・パラボリカ
四六判/上製(糸かがり)/カラー/104ページ
装幀:ミルキィ・イソベ
定価2,200円+税


お求めはこちら>>

update2019/12/12

books

【新刊】『小鳥たち』山尾悠子 中川多理



降りそそぐ小花、

時空はゆらぎ、

小鳥の侍女たちが行き交う庭園と城館。

そこは迷宮?

第46回泉鏡花文学賞受賞作家 山尾悠子の最新作!!
あらたな領域に踏み入る記念碑的小説。小説と人形が織りなす奇蹟の幻想譚。






『小鳥たち』
山尾悠子 文
中川多理 人形・写真

+++

装幀:ミルキィ・イソベ
本体価格:2,200円+税
発行:ステュディオ・パラボリカ
ISBN978-4-902916-41-6 C0093
四六判/104ページ/上製/カラー

お求めはコチラ>>online shop

kotoritachi_JK50%2572dpi.jpg




★物語と人形たち
まず山尾悠子による「小鳥たち」という掌篇が書かれ、登場する小鳥たちを人形作家の中川多理が創作した。その人形作品を踏まえて『夜想#中川多理―物語の中の少女』に続編「小鳥たち、その春の廃園の」が書かれ、再び呼応して新たな人形が作られた。
さらに、最終章「小鳥の葬送」が書き下ろされ………。


★摩訶不思議な幻想小説の奇蹟の成立
山尾悠子の幻想譚は、場面が揺らぐように紡がれていき、確かにそこに伽藍はあるのだけれどもこちらの認識が朧になるという快楽性をもっている。構造はあるが、揺らいでグラデーションでずれていく。その揺らぎに現実の人形が参加しているのだ。

母、娘、そして侍女……風景も時間も
揺らぎながら紡がれていく、芳しく神々しい幻想譚。






【プロフィール】

❖山尾悠子 Yamao Yuko
一九五五年、岡山市生まれ。同志社大学文学部国文科卒業。七五年、「仮面舞踏会」(「SFマガジン」早川書房)でデビュー。著書に『夢の棲む街』『仮面物語』『オットーと魔術師』『山尾悠子作品集成』『ラピスラズリ』『歪み真珠』『夢の遠近法』『角砂糖の日』(歌集)など。『飛ぶ孔雀』で、二〇一八年、第46回泉鏡花文学賞、二〇一九年、第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第39回日本SF大賞受賞。


❖中川多理 Nakagawa Tari
埼玉県岩槻市出身。筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業。DOLL SPACE PYGMALIONにて吉田良氏に師事。二〇〇九年より個展多数。札幌市で人形教室を主宰。主な作品集に『イヴの肋骨』、『夜想#中川多理―物語の中の少女』(ステュディオ・パラボリカ)。
https://www.kostnice.net







【京都】山尾悠子+中川多理『小鳥たち』出版記念 京都巡回展

山尾悠子の小説に、中川多理が人形創作で応えていくという、
ふたりの作家が交互に創作を重ねた希有な幻想譚、
『小鳥たち』の出版記念展、いよいよ京都に巡回いたします!
本作のために創った、黒衣の小鳥の侍女たち、
そして大公妃の人形をご覧いただけます。

9月20日[金]〜10月14日[月祝]*金土日祝のみオープン
会場:京都・山科 春秋山荘

詳細はこちら>>







山尾悠子+中川多理『小鳥たち』出版記念展  ←終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

山尾悠子の小説に、中川多理が人形創作で応えていくという、
ふたりの作家が交互に創作を重ねた希有な幻想譚、
『小鳥たち』を刊行する運びとなりました。
出版を記念し、中川多理の人形展を開催いたします。
本作のために創った、黒衣の小鳥の侍女たち、そして大公妃の人形をご覧いただけます。

7月19日[金]~8月18日[日]★火水休館
会場 パラボリカ・ビス

update2019/07/10

books

神宮字光「結晶倶楽部」人形写真集

ある日、光に満たされる時が来る。

少年たちは待ちながら、鉱物の眠りを慈しむ。


●ドール・写真:神宮字光 
●装幀:ミルキィ・イソベ 
●定価:2,000円+税 
●B6判変型/上製/ 72ページ(カラー) 
●発行:ステュディオ・パラボリカ

★お求めはOnlineShopにて こちらから>>












大人気!!ビスクドールのウサギ、通称「ビスうさ」写真集。
『うさ』神宮字光
好評発売中!!!

★お求めはOnlineShopにて こちらから>>

update2017/07/21

books

『うさ』神宮字光

大人気!!ビスクドールのウサギ、通称「ビスうさ」写真集。

ビスうさたちは、野へ山へ、海へ街へと出かけます。
思いがけない表情、なにげないしぐさに、
多くの人が心をつかまれ、癒されてきました。
そして今、おだやかさと高貴さで、
〝うさ人生〟をキュートに謳い上げます。

うさぎファン、必携!




「うさ」
ドール/写真:神宮字光
装幀:ミルキィ・イソベ

出版社:ステュディオ・パラボリカ
本体価格:2000円+税
ISBN978-4-902916-37-9 C0072
発売日:2015年7月20日
B6判変型/上製本/64ページ(カラー)

★お求めはOnlineShopにて こちらから>>
お電話:03-5835-1180[パラボリカ・ビス]






プロフィール

神宮字光 Jinguji Hikaru
ゲーム、映画などの3DCGを製作していました。
私にとっては天職でありましたが、唯一の不満がCGは手で触れないという事でした。
結婚退職後は新たな造形の道を探し、以前から興味があった造形・人形製作の道に入りました。
「少年とウサギ」展(パラボリカ・ビス)など、人形展多数参加。
http://www.ne.jp/asahi/pukurin/hikarun/





★パラボリカ・ビス限定!★

「ビスうさ」付き特装版/限定50部 ←完売いたしました
頒価:100,000円(税込)
会期中、会場限定特別価格:78,000円(税込)
*会場にてビスうさをお選びいただけます。お渡しは会期終了後となります。


「ベビうさ」付き特装版
頒価:80,000円(税込)
会期中、会場限定特別価格:60,000円(税込)
*会期中、受注販売いたします。詳細はお問い合わせください。




神宮字光 作品集 「うさ」出版記念展 ←終了いたしました
■2016年7月16日[土]〜8月15日[月]  
★レセプション 7月16日[土] 19:00〜
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■入場料:500円(開催中の展覧会共通)
■会場:parabolica-bis(パラボリカ・ビス)
住所:東京都台東区柳橋2-18-11 map
電話:03-5835-1180

アクセス:
「浅草橋」駅JR東口・徒歩6分/都営浅草線A6出口・徒歩4分
駅から:江戸通りを浅草方面に進み境耘閣の角を右折。2本目の道を左、1本目の道を右に入る。

update2016/03/24

books

カフカがまた何かをくれる。藤本由紀夫そして

2015-11-17%2016.41.32%20%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg

カフカは読む度にまた新たなよみ方と発見があり、そのことがまた創造を生み出す。夜想で、
作家それぞれのよみ方が深く面白い。自分が読んで、他の方が読んで、あっ、と発見があったり。楽しい。藤本由紀夫さんが「こま」と「流刑地」の作品でビスに登場。

「こま」は新潮社版の全集でしか読めない(たぶん)けれど、今度、多和田葉子さんがまとめた、ポケットマスターピースシリーズのカフカに収録されている。解説でも、早速に多和田さんは、「こま」について言及している。
回転するものを動きをとめずに「つかむ」にはどうすればよいのか。そう書いている。答えを藤本さんが見せてくれている。回転しながらしっかりとめている。必見!

ビスの藤本由紀夫展「処刑機械そして独楽」は、カフカ二題の展示、まさに回転をとめずに独楽をつかんでいる作品だ。

多和田さんはこうも書いている。

カフカの作品は常にいろいろな読み方ができるが、複数の解釈がお盆に載せられて「どうぞお好きなものを食べてください」と読者に差し出されるわけではない。熟読していると、奥から線が何本も浮かび上がってきて一つの像を結ぶのだ。(多和田葉子)

作家たちの熟読は興味深い。まさに意外なところから線を浮かび上がらせて、鮮やかに見せてくれる。

update2015/11/18