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岩下 徹(ダンス)即興セッション

2017年7月15日[土]open16:30 start17:00

★風來展[風媒の種子]スペシャルイベント!
※庭での上演を予定しています。座席のご用意はありません。雨天決行。


*岩下徹写真(C)清水俊洋

風は風神として、鳥形の神とされた。風神がその地に風行して風気・風土をなし、人がその気を承けて風俗・気風・風格をなす。さらに風情・風教のように、その語義は幅広いものとなった。

──その「風」にどこからともなく吹き寄せてられてきたsomething が集う今夏の春秋山荘でお待ちしています。

■出演
岩下 徹(ダンス)
Michel DONEDA (ソプラノサックス)
Lê Quan Ninh (パーカッション)
齋藤 徹(コントラバス)


■日時:2017年7月15日[土]open16:30 start17:00
■料金:3,000円
チケットのご予約はコチラ>>

□開演時間の30分前からご入場いただけます。
□イベントの日程・料金・内容は変更になる可能性もございます。
 詳細はHPにて随時更新いたします。
□お問い合わせはパラボリカ・ビス(03-5835-1180)まで。


■会場:京都・山科 春秋山荘
京都府京都市山科区安朱稲荷山町6map
TEL:075-501-1989(開館日のみ)


★春秋山荘Facebook→https://www.facebook.com/syunju.sanso/?fref=ts


★駐車場がございます。お車でのご来場もお待ちしております。

アクセス
● JR琵琶湖線・湖西線/山科駅 徒歩20分
● 京都市営地下鉄東西線/山科駅 徒歩23分
● 京阪電気鉄道京津線/京阪山科駅 徒歩22分







<プロフィール>

◆岩下徹 Toru Iwashita(ダンス)
山海塾舞踏手。ソロ活動では、かつて精神的危機から自らの身体を再確認することで立ち直った経験を原点とする<交感としての即興ダンス>の可能性を追求。代表的な活動として、無音・即興・60分を条件として踊る「放下」、その場にある音で踊る「みみをすます」、音楽家や画家等との即興セッションがある。障害の有無を問わず共にある場をさぐるダンスワークショップや、湖南病院(精神科/滋賀県)でのダンスセラピーの試みを継続実施中。日本ダンスセラピー協会顧問。滋賀県立総合保健専門学校、桜美林大学、神戸大学非常勤講師。今回、齋藤とは11回目、ドネダとは7回目、レ・クアンとは4回目のセッションとなる。


◆ミッシェル・ドネダ Michel Doneda (ソプラノサックス)
http://influx-website.wix.com/influx
http://puffskydd.free.fr/
1954年フランス南西部生まれ。1980年よりインプロビゼーションを始める。演奏と同時にIREA(Institute Research and Exchange between arts of improvisation )の創立,フリブストの創立に関わる。多くのアーティストとの出会いの中で、独自のアプローチを開拓している。レ・クアン・ニン、ドーニク・ラズロ、ベニアト・アチアリ、マーチン・アルテンバーガー、バール・フィリップス、ポール・ロジャーズ、齋藤徹、沢井一恵とレギュラーに演奏を続ける。世界中のインプロビゼーションシーンとの関わりを深め、ヨーロッパ各国の他にもアフリカ、アジア、日本、アメリカ、カナダ、南米、ロシアへツアーを行っている。参加CDは50枚を超える。


◆レ・クアン・ニン Lê Quan Ninh (パーカッション)
www.lequanninh.net
1961年パリ生まれ。ヴェトナム系フランス人。5歳でピアノを始め、10代で打楽器を始める。ヴェルサイユのコンセルバトワールでシルビオ・ガルダのクラスに入学。最優秀で卒業。ドーニク・ラズロ、ミッシェル・ドネダとの出会いよりインプロビゼーションの世界に入る。1986年からカルテット・エリオスの創立メンバーとしてジョン・ケージ、ジョージ・アルペギス作品を演奏・録音。1992年フリブスト(他のジャンルのインプロバイザーとの交流を目指す)の創立メンバーとなる。マーティン・アルテンバーガー(チェロ)と現代音楽作品演奏と即興演奏を行うアンサンブル・イアタスを始め、ヴィンゴ・グロボカールの作品を委嘱・初演。現代音楽、ダンス、詩、映像、写真とも共演を続け、参加CDは40枚を超える。


◆齋藤徹 Tetsu Saitoh (コントラバス)
http://travessiart.com/
1955年東京生まれ舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパとアジア、日本をつなぐ「ユーラシアン・エコーズ」マレーと琉球、韓国、日本海側をつなぐ「オンバク・ヒタム」企画を続ける。元上智大学非常勤講師。ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。音楽フェスティバルの他に、コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。新たなコントラバス音楽のための作曲・演奏・ワークショップを行う。自主レーベルTravessia主宰。参加CDは50枚を超える。






★セッション出演者の齋藤徹さんから届いた、この会と出演メンバーの皆さんの紹介文をご紹介します。

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ミッシェルの息が風となり鳥に姿を変え「使い」として天の意思を伝えます。木や草や皮など自然素材から軋み出る音がニンの身体を通って受け止め答えます。羊の腸と馬の尻尾と松の脂で音を紡ぐ民族楽器と化したテツのベースの倍音と雑音がその化学反応を促します。そうやって混じり合った音は沈黙のコトバとなりバベルの塔を突き崩し山川草木を躍らせるのです。その手本となりみんなを巻き込み、さらっていくのがトールさんです。

ミッシェル・ドネダ:
ジャズのアドリブソロ(自己表現)から遠く、「匿名」を目指し、「風」になることを願い、演奏しています。「音」という漢字が神に伺いを立て、その言葉を待ち、嘘をついたら入れ墨の罰を受けるという意味であること、「息」という漢字が「自ずからの心」と書くこと、さらに「意」は音に心をつけたものであることを21世紀のフランス人が体現しているのです。日本の海童道(わたつみどう)や韓国シャーマン金石出(キムソクチュル)を尊敬しています。ラジオ・フランスで一日中彼の特集が組まれたりしています。齋藤徹とはバール・フィリップスの紹介で出会い意気投合して20年以上共演を続け多くのCDを残しています。

レ・クアン・ニン:
バスドラムを横に置くスタイルを考案したニンさんはベトナム系のフランス人。世界中の即興系の打楽器奏者の非常に多くが彼のこのスタイルを踏襲しています。スティック(撥)で太鼓を叩くという打楽器奏者としては「あたりまえ」の事を止め、さまざまな素材で擦る・触れることによりさまざまな「音色」そして「音程」を(再び)手に入れ、他の楽器との共演をまったく違う次元に持っていきました。現代音楽の俊英として10代から活躍していましたが、ミッシェル・ドネダとの出逢いから即興音楽に傾倒。現代音楽も同時に演奏し続けています(カルテットエリオスなど)。血に流れるアジアにも興味を持っています。ジョン・ケージフェスでは「竜安寺」を担当しました。珍しいところでは、フランク・ザッパのドラマーテリー・ボッジオからのオファーでデュオも演奏しています。

齋藤徹:
キャリアのごく初期に身体の中に4ビートや8ビート、ブルース、西洋音楽が無いことを痛感し、ジャズ・クラシックを諦め、自分でしか出来ない音は何か(自分とは)?を探す長い旅の途中です。邦楽・能楽・雅楽との関わり、ダンス・美術・映像・書などとの交流を深め、アジアのシャーマン音楽、ヨーロッパの即興音楽、タンゴ、ジャズ、自作を続け、ガット弦や過去の楽器調整、変則チューニングなどに興味を持ち、コントラバス祭にも積極的に参加しています。東日本大震災以後、「歌」作りを始め、障がいのある人との共演やワークショップなどで若い人達に思いを伝えることも始めています。人と人、時と時、場と場の橋渡しをすることをライフワークと定め、「トラヴェシア」を始動。昨年「がん」を告知されるも、キャンサーギフトを活かした活動を続け、本ツアー後に手術を予定。(齋藤徹)






・風來展[風媒の種子]
 2017年7月1日[土]~7月30日[金]※会期中の金・土・日・祝のみ