『緋色の研究』 コナン・ドイル
シャーロック・ホームズは、コカインとモルヒネの中毒。
今、順番にコナン・ドイルを読んでいる。
『緋色の研究』には、薬中のシャーロック・ホームズが出てくる。ヴィクトリアン時代は、コカインも、モルヒネもけっこうな拡がりを見せていて、軽くやるなら大丈夫な嗜好だと思われていたふしがある。
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『緋色の研究』は、半分近くがモルモン教への偏見、その記述の中で謎解きの背景を描く。ドイルは、実は、この部分を書きたかったのだろう。
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シャーロック・ホームズの面白さは、手品や占いの手法。見抜いていますよ。それはほらね…という感じ。しかしこれだけ広くそれが受け入れられていることの方に興味がある。
update2008/06/23