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【新刊】『人形歌集 羽あるいは骨』 川野芽生 中川多理

川野芽生の歌は

はじめての言葉をもって

中川多理の人形に分け入っていく

骨を葩(はなびら)にして


+ + +

疫病と戦争と
まだまだ多くの心の災禍と
封印されざるものの記憶が残る廃鳥庭園
此処には、
記録から抹殺された廃鳥たちの
骨片遺伝子が残っている。

+ + +

『Lilith』で第65回現代歌人協会賞を受賞の
川野芽生が人形を詠む
人形作家・中川多理との希代稀なコラボレーション!

中川多理展「廃鳥庭園〜Le Jardin abandonné」
展覧会会場にて先行発売いたします!
(2023年12月15〜18日、2024年1月11〜15日)

※弊社オンラインショップ、一般書店は1/15頃から、
 Amazonなどネット書店は1/29頃からの発売になります。


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『人形歌集 羽あるいは骨』
短歌:川野芽生 人形・写真:中川多理

版元:ステュディオ・パラボリカ
装幀:ミルキィ・イソベ
本体価格:2,200円+税
ISBN978-4-902916-50-8 C0092
四六判変型/ 72ページ/2C

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川野芽生 Kawano Megumi

歌人、小説家
2018年、第29回歌壇賞受賞。第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房、2020)にて第65回現代歌人協会賞受賞。小説集に短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社、2022)、掌篇集『月面文字翻刻一例』(書肆侃侃房、2022)、長篇『奇病庭園』(文藝春秋、2023)がある。エッセイ集『かわいいピンクの竜になる』(左右社)刊行。


中川多理 Nakagawa Tari

人形作家
埼玉県岩槻市生まれ。筑波大学芸術専門学群総合造形コース卒業。
DOLL SPACE PYGMALIONにて吉田良氏に師事。札幌市にて人形教室を主宰。作品集に『Costa d'Eva イヴの肋骨―中川多理人形作品集』『夜想#中川多理―物語の中の少女』 『薔薇色の脚 中川多理人形作品集』、山尾悠子との共著『小鳥たち』、 『新編 夢の棲む街』(いずれもステュディオ・パラボリカ刊)など。

https://www.kostnice.net







● 展 覧 会 情 報 ●

『人形歌集 羽あるいは骨』 会場にて先行販売!!


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  中川多理展「廃鳥庭園〜Le Jardin abandonné」
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庭園は鳥たちの
楽園なのか打ち棄てられた廃園なのか

★予約制★
ご予約ページ→ https://www.parabolica-bis.com/SHOP/ev_400.html

■会場|パラボリカ・ビス鳥越倉庫
■日程|2023年12月15日(金)~18日(月)
    2024年1月11日(木)〜15日(月)
■時間|月木:17〜20時、金土日:11〜20時
■定員︱1時間ごと各回6名
★各回入替制(混雑を避けるため次の回の10分前にはご退出をお願いいたします)
■料金︱500円(入場料+ウェルカムティー付)

〒111-0052 東京都台東区鳥越2-2-12 九陽ビル1F奥
TEL︱03-5835-1180
アクセス︱「蔵前」駅(都営浅草線A3出口)から徒歩5分
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お問い合わせ︱ステュディオ・パラボリカ tel 03-3847-5757
http://www.yaso-peyotl.com


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お問い合わせ|ステュディオ・パラボリカ tel 03-3847-5757