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カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う カフカ トリビュートPart4

終了いたしました。
みなさまのご来場、ありがとうございました。

yaso カフカプロジェクト


まだハプスブルグ家のプラハが色濃く残っている20世紀初頭に
燃やしてくれという言葉と裏腹に残されたカフカのノート群。そしてそこに書かれた文章。
未完と言われるが、もしかしたらその形態のまま表現形式として成立していたのかもしれない。
という仮説。カフカの小説とはどんな形式を妄想したのだろうか。
21世紀。カフカへの身体的アプローチがカフカの可能性を、表現者の可能性を
拡張させてくれるに違いない。

カフカはまだ未開拓だ。


2015年3月7日[土]~5月11日[月]
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
(イベントの際は異なる場合もございます。予めご了承ください。)
■入場料:500円(開催中の展覧会共通)
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 map




Special Exhibition


「青年カフカのためのエスキースより」  森村泰昌  (新作)

横浜トリエンナーレの最終イベント、
消滅のためのラストショー「Moe Nai Ko To Baを燃やす」の楽屋で、森村泰昌は呟いた。
「カフカって良いよね」その時、カフカの種が蒔かれた?
モダンの表現者たちを手がける森村泰昌、用意周到、どこかで準備をしていたに違いない。
エスキースとあるからには、展開もあるだろう。少年のカフカも登場予定だ。楽しみな一歩が踏み出された。
森村カフカ。

※販売もしております。お問い合わせはパラボリカ・ビスまで。(03-5835-1180)



「橋」(カフカ)  山村浩二 (新作)

カフカ第2作があるとしたら? 答えがこのイメージコンテのドローイング。
一本のアニメーション・フィルムが一枚の絵になった。



「となりのカフカくん」 コイケジュンコ (新作)

コトバからフクのコイケジュンコが、カフカのコトバから「となりのカフカくん」を。
口からカフカの言葉を溢れさせて目をシロクロさせている「となりのカフカくん」。絶望ごっこで斜視になっている「となりのカフカくん」

3月27日、作品集「となりのカフカくん/カフカ 紙服 妄想服/Kafka Paper Dress Fantasia」が
展覧会を記念してステュディオ・パラボリカより発売。



「未完のカフカ」  山本直彰

20余年前のプラハの記憶と鍵。
鍵はカフカの「城」の扉」の鍵でもあり、崩壊しかけたプラハの聖遺物でもある。
扉、壁、そして収集した開きの表層が記憶とともに現在という白いプレートに刻印される。




S p e c i a l E v e n t

倉知可英ダンスパフォーマンス(カフカ「田舎医者」より)
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。

□3月20日[金] start 20:00
□3月21日[土] start 17:00
□料金:前売・予約2000円/当日2500円



コイケジュンコ/[破壊][消滅]
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。

□3月27日[金]17:00〜20:00 (出入り自由)
□3月28日[土]12:00〜19:00 (出入り自由)
□料金(2日間通し券): 前売・予約 800円/当日 1000円



井上弘久 朗読演劇『変身』
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。


□4月3日[金]start 20:00
□4月4日[土]start 15:00/19:00
□4月5日[日]start 16:30
□料金:前売・予約 2500円/当日3000円



幻想文學セラピスト 第三夜「カフカと変身と3つの扉」
千野帽子&米光一成スペシャルトークショウ
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。


□4月5日[日] open18:30/start 19:00
□料金:前売・予約 1500円/当日 2000円



白井剛/ダンス朗読パフォーマンス「2015カフカの旅・春」(ある学会報告他、短編より)
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。


□4月11日[土] Start 18:00
□4月12日[日] Start 14:00/18:00
□料金 前売予約 2000円/当日 2500円



MODE特別公演/「雑種」「橋」「父への手紙」……カフカ短編小説より……
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。


□4月26日[日] 15:00 start
□4月27日[月] 19:00 start
□4月30日[木] 19:00 start
□5月01日[金] 19:00 start
□5月02日[土] 15:00 start
□料金 前売予約 2500円/当日 3000円



◆山村浩二 自作解説上映会

□5月03日[日] 17:00 start
「テキストからの変換とナラティブの可能性」
上映作品:『年をとった鰐』『頭山』『古事記 日向編』ほか
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。


□5月10日[日] 17:00 start
「イメージの変容と描画のリズム」
上映作品:『こどもの形而上学』『Fig』『five fire fish』ほか
★終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。


解説◇山村浩二/聞き手■須川才蔵
□料金 前売・予約1,500円/当日2,000円



同時期開催
●3/7〜5/11
シュヴァンクマイエル・作品&トリビュート展/プラハの憂鬱・ルドルフ二世へのレクイエム