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「カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う/カフカ トリビュートPart3」

終了いたしました。
みなさまのご来場、誠にありがとうございました。


カフカproject.

カフカはまだ読み尽くされていない。
未知の魅力を21世紀に継続している。
なぜならカフカは、余りにも意味と寓意を読む先入観に支配されていたからだ。
カフカにいま一度新たに向かうことで、表現の可能性も広がる。
そして作家と観客とカフカによる、小説の関係が見られることだろう。
(今野裕一)


7月のパラボリカ・ビスはパフォーマンス週間!
ダンスを始めとする様々なアーティストのカフカ表現をお楽しみください。


■会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 map

K a f k a S p e c i a l  E v e n t


★倉知可英/ダンスパフォーマンス
(照明:岡野昌代/音響:島貫聡)
◇7月4日[金]19:30 Start
◇7月5日[土]17:00 Start
チケットのご予約はこちら>>


★白井剛/ダンスパフォーマンス
(照明:岡野昌代/音響:SKANK/スカンク)
◇7月11日[金]19:30 Start
◇7月12日[土]17:00 Start
◇7月13日[日]17:00 Start
チケットのご予約はこちら>>


★田中美沙子/ダンスパフォーマンス『鳥籠が鳥を探しにいった』(アフォリズム、短編より)
(照明:岡野昌代/音響:林あきの)
◇7月19日[土]17:00 Start
◇7月20日[日]17:00 Start
◇7月21日[月]17:00 Start
チケットのご予約はこちら>>


★コイケジュンコ+本原章一/朗読&ダンスパフォーマンス『カフカを着る/城→土成→+-戌ノ』
◇7月27日[日]17:00 Start


「あす、新しい服ができてくるのよ。もしかしたら、あなたを呼びにやらせるかもしれません。」


カフカの小説「城」から抽出された言葉の服がひも解かれた果てに見える世界とは?
言葉を身に纏い、紡いでは剥がし、ダンスと朗読と映像でカフカを再構築する試み。


原作:フランツ・カフカ『城』
出演・衣装・美術:コイケジュンコ+本原章一
脚本・演出:今野裕一
照明:岡野昌代
音響:武智圭佑(maguna-tech)
映像:ALi(anttkc)

チケットのご予約はこちら>>


◆料金 前売予約 2000円/当日 2500円
ご予約はパラボリカ・ビスまで
お電話:03-5835-1180
Online Shop:こちらから>>


※開場は開演の30分前となります。


参加アーティスト プロフィール(随時更新いたします)


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★倉知可英 Kae Kurachi

幼少より、奥田敏子にモダンダンスを学ぶ。
石井みどり、折田克子、倉知外子に師事。
国内コンクール等受賞歴あり。
平成24年度名古屋市芸術奨励賞受賞。
98年、愛知県の助成を受けフランスのジャン・クロード・ガロッタ主宰
グルノーブル国立振付センター・グループエミールデュボワにて2年間の研修後、
同カンパニーのメンバーとしてフランス国内、世界約20カ国のツアーに参加。
2006年帰国後、名古屋を拠点にダンサー・振付家として活動。
「倉知可英DANCE YARD」やヤニック・ヒューゴンとのユニットKAYAKU PROJECTによる「KAYAKU NIGHT」などの主催公演や「あいちトリエンナーレ2010,2013」では
児玉たまみとの共同企画で「光の記憶」「光の記憶 第二章」を発表。
異なるジャンルのアーティストとのコラボレーションなどのグローバルな活動も多い。



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★白井剛 Tsuyoshi Shirai

1996〜2000年、ダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」の作品に出演。
98年、「Study of Live works 発条ト」の設立に参加し、バニョレ国際振付賞受賞。
04年、『質量, slide ,& .』を発表、この作品で06年にはトヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」を受賞。また、ダンサーとして、04〜05年にはユーリ・ン振付『悪魔の物語』、05年には伊藤キム振付『禁色』に出演。
06年には、カンパニー「AbsT」を立ち上げ、07年には『しはに-subsoil』、5人の音楽家との共作『THECO-ザコ』を発表。
第1回日本ダンスフォーラム賞を受賞。
06年から現代音楽のアルデッティ弦楽四重奏団とのコラボレーション作品『アパートメントハウス1776/ジョン・ケージ』に参加し、国内10ヶ所で巡演している。
また、07年にはYCAMでの滞在制作によって発表した、10人のアーティストによる共作『true/本当のこと』(YCAM初演)に参加、ヨーロッパやブラジルをはじめ国内外で上演を続けている。
09年には『blue Lion』、10年には『静物画-still life』を京都で創作初演した。




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★田中美沙子 Misako Tanaka

広島県出身。10歳よりバレエを始める。
ヨーロッパで研鑽を積み、02~04年、芸術監督モニク・ルディエールによるフランスCannes Jeune Balletに所属。
帰国後、05年より黒田育世率いるダンスカンパニーBATIKのメンバーとなり、国内外多数のフェスティバルに参加、各地をツアーでまわる。
10年、赤レンガ倉庫1号館、日本―フィンランド共同制作「Inhabitants」に出演。11 年、スパイラル「アートのちから」でダンサー山賀ざくろとのデュオを踊る。13年、あうるすぽっと[N/R]プロジェクト・スガダイロー五夜公演「瞬か」、室伏鴻プロデュース〈外〉の千夜一夜「The Last News」に出演。
近年よりソロ活動を本格化し、12年、調布市せんがわ劇場にて初の自主公演を行い「うぶ毛しっぽと白髪まつげ」を、13年「闇とルシフェリン」を発表した。

photo:前澤秀登



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★コイケジュンコ Junko Koike

1974 千葉生まれ
1997 女子美術大学芸術学部芸術学科卒業

『HI-FUKU』(非服=「服に非らず」)という名前のもと、
方々で拾い・買い・貰い集めた紙などで、
非機能的だが実際に人間が着る事のできる原寸大の服・靴などを制作。
日常に埋もれそうな「ハレ」の気分を追い求めている。
その他、木版画なども制作。

photo:コイケジュンコ×アトリエミルクル 撮影:斎藤ちさと



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★本原章一  Shoichi MOTOHARA

大阪生まれ。89年、京都の舞踏カンパニー・白虎社に入団し、ダンスと舞台美術に出合う。
95年、白虎社解散後に上京し、コンテンポラリーダンスを始める。
97年より、(財)静岡県舞台芸術センターと3年間の舞台出演契約、フランス・ヌーヴェルダンスの振付家、J=C・ガロッタに師事する。
00年以降はニブロール、ノマドなど、東京のコンテンポラリーダンス系の舞台に数多く出演 。
近年ではMONT★SUCHTやRose de Reficul et Guigglesへの出演、独唱パンクでのショートソロ、ファッションショーの振付、映画出演など各方面で活動中。
主なソロ作品
「三本足の鰐」
「着席の手順と、朝食への作法について。」
「庭園のaube〜かつての栽培と飼育〜」
「ロウドクライブ“睡り人形”」
(いずれもパラボリカ・ビスにてDVD発売中)

photo:Yukio Yoshinari



(7月27日[日]『カフカを着る/城→土成→+-戌ノ』イメージ)




10月にはPart4が開催決定!
指輪ホテル「断食芸人」の再演、山川冬樹のパフォーマンスが開催されます。


同時開催:
Lhinann:Shee展(仮)7月4日[金]〜7月28[月]
展示内でカフカをトリビュートした人形が登場予定!