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「ベルメールと日本の球体関節人形」展

終了いたしました。みなさまのご来場ありがとうございました。


夜想ベルメール展part3
「ベルメールと日本の球体関節人形」展
吉田良
naruto/陽月/中川多理/Os/青野明彦/mican/愛実

特別出展:土井典

ボークス:ローゼンメイデン・スーパードルフィー展示
特別参加●PEACH-PIT
協力●DOLL SPACE PYGMALION
※各作家のプロフィールはこのページの下をご覧ください

会期2011年2月14日[月]〜3月14日[月]
■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■水曜休館 
■入場料:500円
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 
※アクセスと地図が更新されました。新しいMapはこちらで御確認くださいmap

いまや、球体関節人形は“すでにそこにあるもの”だ。
ルーツはベルメール、独自な発展を見せた日本の
球体関節人形の原点である。
ベルメールから今日のSD、ローゼンメイデンに至る人形のあり方を再見する。
人形は人を映し、時代を映す。

吉田良が新作で臨む!

●同時開催
ハンス・ベルメール&ウニカ・チュルン
作品/資料展 part2

前回好評を博した資料展。パート2ではウニカ・チュルンを中心に版画作品の展示を含め、
希少で魅力的な資料を展示いたします。

協力●Galleria Amica/Shori Miyagawa

★SPECIAL EVENT★
ご予約の方法はこのページの下をご覧ください

●人形語りの夜 吉田良が創造の秘密、人形について語る。
2月27日[日] open/18:30 start/19:00 ●¥2000
出演:吉田 良/今野裕一

イベントはこの他にも予定しています。
最新情報は随時更新いたします! 

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★スペシャルイベント ガイダンス

※料金は展覧会入場料込みです
※全席自由席です。(座席数には限りがあります。立ち見になる場合もございます)
・ライブイベントご入場は開場時間より整理番号順となります。
・チケットは2階受付にてお引換ください。
・「錬金術の夢想世界」会期中、お引き換えできます。
※2月6日のイベントのみ1月20日からのお引き換えとなります。
・整理番号はチケットお引換順となります。

予約・お問い合せ:パラボリカ・ビス(水曜休館)
tel:03・5835・1180
メールでのご予約・お問合せはこちら≫
・お名前、お電話番号、ご希望イベント名と日付、枚数をお知らせ下さい。

※メールでのご予約は、ご予約完了のメールを返信をもって予約完了となります。
メールの返信が2営業日を過ぎても届かない場合はメールが届いていない可能性があります。
お手数ですが、お電話にてお問合せください。
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〜作家 プロフィール〜

土井 典 Nori Doi
人形作家・造形作家。1955年女子美術大学卒業。
同年より'75年までマネキン会社に勤務。この間、'68年、雑誌『血と薔薇』で澁澤龍彦と出会い、マネキン風の少女人形の制作を頼まれる。貞操帯、男根(ペニスケース)を同誌に発表。同年、土方巽舞踏公演「肉体の叛乱」のために男根を制作。
以降、土方巽や暗黒舞踏、舞踊・演劇の為に、人形やマスクなどのオブジェを制作。'69年、澁澤龍彦の注文で日本初の球体関節人形(ベルメール模型)を制作、その後は愛玩拒否を貫くアバンギャルドな人形芸術の世界を築く。
'74年、第1回個展『エロティックな函』銀座 マット・グロッソ)、以降、個展多数。'80年、『夜想』弐号(特集・ベルメール)の為にオブジェドール(「虚空を晒すアルテミス」)制作。04年、『球体関節人形展—DOLLS OF INNOCENCE』(東京都現代美術館)。
作品集に『葡萄色の乳房』(ペヨトル工房刊/1986年)、『偽少女』(論創社刊/2003年)がある。

吉田良 Ryo Yoshida
1952年川崎生まれ。東京写真専門学校卒。'73年より独学で人形づくりをはじめる。
'79年、第1回個展「少女」(新宿アートギャラリーせ・ら〜る)。
'83年より人形教室DOLL SPACE PYGMALIONを主宰、多くの人形作家を輩出し続けている。
人形制作と同時に、天野可淡の人形、自身の人形、若手作家の人形を撮影、これまでの人形写真の概念を覆す独特の耽美な写真世界を創出する。
'04年、『球体関節人形展—DOLLS OF INNOCENCE』(東京都現代美術館)。
'06年、赤い着物の少女人形が東京国立近代美術館工芸館の収蔵作品となり、『花より工芸』展に展示される。
著書に『ASTRAL DOLL』(アスペクト刊)、『解体人形』(エディシオン・トレヴィル刊)、天野可淡作品集『KATAN DOLL』、『KATAN DOLL fantasm』、『KATAN DOLL RETROSPECTIVE』(エディシオン・トレヴィル刊)、 『Ecole』(飛鳥新社刊)、『吉田式球体関節人形制作技法書』(ホビージャパン刊)など。
DOLL SPACE PYGMALION:http://pygmalion.mda.or.jp/

naruto ナルト
1997年9月よりDOLL SPACE PYGMALIONにて吉田良氏に師事。
1999年5月より因間りか氏にビスクドール制作を師事。
以降デパート展示、グループ展に参加。
銀座人形館エンジェルドール他にて作品の発表、販売中。
http://doll.mda.or.jp/~naruto/

陽月 Hizuki
1998年、DOLL SPACE PYGMALIONにて吉田良氏に師事。
'02年よりDOLL SPACE PYGMALIONにクラスを開講。'07年初個展『jamais vu~未視感~』 (ArchitectS Office gallery)、企画展・グループ展に参加。
仏映画『Ecole』(監督:ルシール・アザリロヴィック)やアニメ映画『パプリカ』の漫画版へイメージドールを制作。人形写真集に『Ecole』(飛鳥新社刊)がある。
http://hizuki-doll.jp/

中川多理 Tari Nakagawa
2001年DOLL SPACE PYGMALIONにて吉田良氏に師事。'09年2月個展「Down Below —ダウン・ビロウ—」(横濱浪漫館)。企画展・グループ展に参加。作品集に『人形寫眞文庫 中川多理』(平安工房刊)がある。
札幌市で人形教室を主宰。
http://kostnice.blog105.fc2.com/

Os オズ
2004年、因間りか氏に師事。ビスクドールの制作を始める。
現在は展示会などに参加しながら制作を続ける。
http://os.eco.to/

青野明彦 Akihiko Aono
1990年エコール・ド・シモン入学、四谷シモン氏に師事。
『エコール・ド・シモン人形展』他、企画展参加。
'10年『日本におけるベルメール展』(ポーランド、カトヴィツェ市)に参加。
クラシックな映画やモード的イメージを軸にして箱の中にオブジェ的立体コラージュを作り出す。
http://www.k3.dion.ne.jp/~ombre.fr/

mican ミカン
2006年より造形を始める。
'08~'10年 『人・形展』(丸善本店 OAZO)'09年 『—少女幻想綺譚—その存在に対するオマージュ 』(Bunkamuraギャラリー)などの企画展に参加。他グループ展、イベント参加。
http://www.mican-doll.com/

愛実 Ayumi
2004年3月『球体関節人形展—DOLLS OF INNOCENCE』(東京都現代美術館)に衝撃を受け人形制作を開始。
同年6月DOLL SPACE PYGMALIONにて、吉田良氏に師事。
グループ展、企画展参加。
http://greenapple.blog.ocn.ne.jp/

PEACH-PIT ピーチ・ピット
千道万里とえばら渋子から成る二人組女性漫画家ユニット。2000年、『プリズムパレット』(メディアワークス)で連載デビュー。以来、少年誌、少女誌、青年誌と、幅広いジャンルで活躍中。'02年に連載を始めた『ローゼンメイデン』はアニメ化もされて人気を博し、現在は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中。代表作は他に『ZOMBIE-LOAN』(スクウェア・エニックス「月刊Gファンタジー」連載中)、『しゅごキャラ!』(講談社)。
http://p-pit.net/