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yaso#vampire 夜想 ヴァンパイア

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■特集/ヴァンパイア
■税込定価:1575円/本体:1500円+税
ご予約は:ステュディオ・パラボリカ[para shop]へ≫

ヴァンパイアとドラキュラとノスフェラトゥ、そして吸血鬼。どう違うのかは、明確だったが、混同されてもいた。ドラキュラは、ストーカーの小説ではじめて登場する名前…。物語の名前。本物のドラキュラは存在しない。小説にするためのモデルは存在する。資料が豊富に公開されて、彼らの秘密は、白日のもとに晒された。夜想は「ヴァンパイア」特集で柩に眠るものたちを現代に解き放つ。

解き放たれたヴァンパイアたちは、山本タカト、恋月姫、小島文美、丸尾末広たちに宿り、耽美に、華麗に描きだされた。夜想のために描き下ろされた至極の作品たちを戴冠し、夜想は2007年の秋に出版される。
萩尾望都「ポーの一族」が大きくヴァンパイアの時代を変えた。アン・ライスをはじめとする女性の表現者が吸血鬼を描くようになる。吸血鬼は、時代を生き続ける「不死者」である。不死者を通じて、社会や、男性像、女性像を見ると、様々な心の闇が透けて見えてくる。そして耽美でゴシックな感覚も…。新・吸血鬼の世紀が今、幕を開ける。

●編集長/今野裕一

★せつない吸血鬼
『ポーの一族』『インタビュー ウィズ ヴァンパイア』以降のヴァンパイア
☆佐藤嗣麻子「永遠という苦しみ」
☆小島文美「滅びの遺伝子をもつ吸血鬼」書下し新作+インタヴュー
☆倉田淳withスタジオ・ライフ「ここにも孤独なひとがいる」
☆柿沼瑛子「アン・ライスのヴァンパイア像」

★Koitsukihime vs Hiroshi Nonami★Works
恋月姫+野波浩「遥かなる眠り」夜想のための撮り下し新作!
★Suehiro Maruo★Works
丸尾末広「吸血鬼王国」書下し作品
★Takato Yamamoto★Works
山本タカト「目醒めの刻」書下し作品
★Yasumasa Morimura★Works
森村泰昌「なにものかへのレクイエム(レーニン)」

★Katan Amano+Ryo Yoshida★Works& Interview
天野可淡『咬みつきたい』の吸血鬼人形と幻のスケッチ
吉田良「吸血鬼人形に込められた思い」インタビュー

★Vampire Novels Part1
☆東雅夫「吸血鬼文学名作百選」
☆篠田真由美「龍の黙示録ー吸血鬼のイメージはこうして作る」
★Vampire Novels Part2 Classics
☆丹治 愛「ヴィクトリア朝を背景に誕生した『ドラキュラ』」
☆清水正晴「ドラキュラのモデルーヴラド・ツェペシュ」
☆「ドラキュラ」ブラムストーカー前史

★ヴァンパイア映画クラシックス
the Vampire Cinema Classics Part 1
☆不死者は何度でも甦る / F.W.ムルナウ 「ノスフェラトゥ」
☆ベラ・ルゴシの吸血鬼 /トッド・ブラウニング「魔人ドラキュラ」
☆受難する女たち /カール・ドライヤー 「ヴァンパイア」他
 the Vampire Cinema Classics Part 2
☆石田 一「二人のドラキュラ ベラ・ルゴシとクリストファー・リー」
     「米・英の吸血城 ユニヴァーサルとハマー・プロの吸血鬼映画」
☆梅本洋一「私たちは皆吸血鬼なのかもしれない
       ──アベル・フェラーラ『アディクション』について」
☆山田誠二「血を吸う銀幕 日本の吸血鬼映画」
☆明日香七穂「女吸血鬼が観た吸血鬼映画」
☆吸血鬼ボボラカ Isle of Dead
☆ヴァンパイア映画参考リスト

★Simon Marsden+Kenichi Kawai★Works
サイモン・マースデン「永遠の痕跡」
解説:川合 健一 
★Vania Zouravliov+ Masanao Amano★Works
ヴァーニャ・ズーラヴィロフ「furstin der finsternis」書下し作品
解説:天野昌直
★Asahiko Sunaga
須永朝彦「暗鬱なる美青年 美形吸血鬼 ベスト・テン」