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悪魔人形 江戸川乱歩 1970
松丸本舗でお人形を展示するのに
少し、本のリストもお手伝い。
夜想なので、人形と両性具有と…。
人形や耽美やアンドロギュノスの小説を読みなおすと楽しい。
やはり読む動機やシチュエーションで変わるものもある。
本は何分の一かは読者が作るものなのかもしれない。
『悪魔人形』江戸川乱歩 ポプラ文庫
少年向けのシリーズ。これは本人の出筆。
『怪人二十面相』は子供の頃に買ってもらったのがぼろぼろで残っている。他のはもっていないので買いそろえようかな。
中身は変わっていないのだろうか。
中井英夫は乱歩は少年文庫だと言っているが、それも頷ける…ところもある。
少女を美しいまま保存するには人形が一番。などと前半かなり良い感じで進んでいくが
相変わらず後半とっ散らかって、ポケット小僧は反対に向けて走っていったっきり、いなくなってしまうし…最後まで来ると最初のまくらの部分が、あれっ? という不具合。
それでもモチーフで読める一作。
どうせなら探偵小説にしなければよかったのかもしれない。
もともと解決すべき事件ではなく、少女を人形にしたい感覚で押し通せばよかったのだろう。
時代はそれを乱歩に許さなかったのだろうけど…。
両性具有から
双子から
人形へ
読み解いていこうかな。
update2010/03/19





