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蕎麦を嚼むようになった。

カフカフェ日常__2015/04/17

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蕎麦を嚼むようになった。
ガード下の立食い蕎麦屋で、蕎麦の話をしていたときに、「嚼んで食べてもらうように打っているんだから…」
と、言われて衝撃を受けた。蕎麦は、ずっとのど越しで、嚼まずに食べていた。
池ノ端藪がホームグランドだった。柳家小さんが、弟子に食べさせずに前に坐らせて美味しそうに、そして落語のままに食べていた。え、ほんとうに弟子に食べさせないんだと吃驚した。

蕎麦は嚼んで食べる用に作っていると言われ、大袈裟に言えば人生観を変えて、嚼むようになった。いきつけの蕎麦屋に片っ端から出かけて、もぐもぐと蕎麦を嚼んでいる。発見もある。蕎麦ってという驚きもある。今の蕎麦粉の出来合も流通経路も昔とは異なっている。蕎麦粉が日本でない蕎麦もある。

これは、こうだと、決めないで、自在になるというスタンスに変えた。だから文学のよみ方も。そうしたらカフカも違ったカフカとして僕の前に立っていた。楽しいかも。
そんな風に自分の変わりようを思う。